講座詳細情報
申し込み締切日:2018-01-09 / 日本史 / 学内講座コード:240212
江戸の歌舞伎と幕府 江戸幕府は歌舞伎をいじめたのか
- 開催日
- 1月11日(木)~ 3月 1日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,328円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,827円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・江戸における歌舞伎の歴史についてみていく。
・作品や役者としての歌舞伎よりも、興行・体制といった経営面についての知見を得ることで、よりリアルな江戸の歌舞伎を取り巻く、時代のイメージを獲得する。
【講義概要】
歌舞伎というと何を思い浮かべますか。忠臣蔵?義経千本桜?あるいは中村勘三郎?市川団十郎?尾上菊五郎?それでは、歌舞伎と江戸幕府はどのような関係だと思いますか。これにはきっと、対立する存在として、とくに水野忠邦の天保改革などから、非常に苛烈であるとイメージされることでしょう。
このようなイメージがあるのは、江戸時代の歌舞伎について、作品や役者を材料にした、もっといえば作品や役者が主体の研究が豊富であり、さまざまな機会に目にし手に取ることができるからです。しかしこうしたイメージは、果たして全て「是」としてよいのでしょうか。例えば歌舞伎の経営はどうなっているのか。芝居小屋を中心にして形成されている芝居町のようすはどうなっているのか。これらは作品や役者を軸にした視点からでは、把握・理解しづらいものです。それでも、江戸の歌舞伎を考えるには作品や役者と同じくらい重要な視座なのです。
そこで、江戸の歌舞伎について考えるひとつの視座として、歌舞伎の経営を軸にし、加えて幕府の芝居に対する動向についてみていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/11(木) 江戸における芝居町成立 (1)
第2回 2018/ 1/18(木) 江戸における芝居町成立 (2)
第3回 2018/ 1/25(木) 江戸三座、あるいは四座とは何か
第4回 2018/ 2/ 1(木) 仮櫓の意義
第5回 2018/ 2/ 8(木) 寛政の三芝居議定証文を読む
第6回 2018/ 2/15(木) 宮地芝居
第7回 2018/ 2/22(木) 水野忠邦と遠山景元
第8回 2018/ 3/ 1(木) 天保改革の芝居政策に対する再評価
・江戸における歌舞伎の歴史についてみていく。
・作品や役者としての歌舞伎よりも、興行・体制といった経営面についての知見を得ることで、よりリアルな江戸の歌舞伎を取り巻く、時代のイメージを獲得する。
【講義概要】
歌舞伎というと何を思い浮かべますか。忠臣蔵?義経千本桜?あるいは中村勘三郎?市川団十郎?尾上菊五郎?それでは、歌舞伎と江戸幕府はどのような関係だと思いますか。これにはきっと、対立する存在として、とくに水野忠邦の天保改革などから、非常に苛烈であるとイメージされることでしょう。
このようなイメージがあるのは、江戸時代の歌舞伎について、作品や役者を材料にした、もっといえば作品や役者が主体の研究が豊富であり、さまざまな機会に目にし手に取ることができるからです。しかしこうしたイメージは、果たして全て「是」としてよいのでしょうか。例えば歌舞伎の経営はどうなっているのか。芝居小屋を中心にして形成されている芝居町のようすはどうなっているのか。これらは作品や役者を軸にした視点からでは、把握・理解しづらいものです。それでも、江戸の歌舞伎を考えるには作品や役者と同じくらい重要な視座なのです。
そこで、江戸の歌舞伎について考えるひとつの視座として、歌舞伎の経営を軸にし、加えて幕府の芝居に対する動向についてみていきます。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/11(木) 江戸における芝居町成立 (1)
第2回 2018/ 1/18(木) 江戸における芝居町成立 (2)
第3回 2018/ 1/25(木) 江戸三座、あるいは四座とは何か
第4回 2018/ 2/ 1(木) 仮櫓の意義
第5回 2018/ 2/ 8(木) 寛政の三芝居議定証文を読む
第6回 2018/ 2/15(木) 宮地芝居
第7回 2018/ 2/22(木) 水野忠邦と遠山景元
第8回 2018/ 3/ 1(木) 天保改革の芝居政策に対する再評価
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 加藤 征治 |
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肩書き | 国立歴史民俗博物館職員 |
プロフィール | 1976年東京生まれ。博士(文学、総合研究大学院大学)。専攻は近世芸能史、近世都市研究、浮世絵研究。郵政博物館委員兼任。『見世物関係資料コレクション』(共編、2010年)、『ライデン国立民族学博物館・国立歴史民俗博物館所蔵 死絵』(共著、2016年)などがある。 |