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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-08 / 芸術・文化 / 学内講座コード:140413

イタリア・ルネサンス美術 ライヴァルとしてのミケランジェロとティツィアーノ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月10日(水)~ 1月31日(水)
講座回数
4回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
50
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・北イタリア(ヴェネツィアを中心とする)を代表するティツィアーノと、中央イタリア(フィレンツェ、ローマを中心とする)を代表するミケランジェロを取り上げ、それぞれが目指した美術表現を理解する。
・「彩色」対「素描」といったその後の西洋絵画の規範ともなる、16世紀前半のイタリア美術の円熟した表現を理解する。
・彼らの作品を享受した当時のイタリアの王侯貴族の高い審美眼を理解すること。

【講義概要】
システィーナ礼拝堂の天井画で有名となっていたミケランジェロをティツィアーノは若い時から強く意識していた。やがてティツィアーノはイタリアの宮廷で認められるようになり、今度はミケランジェロがティツィアーノを強く意識するようになる。そして1545年に彼らはヴァチカンで直接出会うことになる。彼らの確執は単に個人的なものというより、「ヴェネツィア派」対「中央イタリア」といったはるかに大きな政治的、文化的背景を包含するものであった。こうした状況を詳らかに解説する。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/10(水) 若きティツィアーノ パドヴァのスクオーラ・デル・サントの装飾を中心に
第2回 2018/ 1/17(水) 若きティツィアーノ ≪アヴェロルディ祭壇画≫を中心に
第3回 2018/ 1/24(水) フェッラーラのアルフォンソ・デステのための≪バッカナーレ≫
第4回 2018/ 1/31(水) ミケランジェロのウェヌスとティツィアーノのダナエ

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は、イタリア・ルネサンス美術に関して専門的な解説を行います。受講に際しては相当に専門的であるということをご留意ください。講座では場合によっては限られた作品に特化して解説することもあり、したがって一般的で有名な作品を次々に眺めて楽しむといったことにはなりません。
◆講座の内容は時に専門的ではありますが、難解で理解が困難といったものではありません。
◆休講が発生した場合は2月7日に補講をいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 高橋 朋子
肩書き 学習院大学、学習院女子大学講師
プロフィール 1952年京都市生まれ。早稲田大学文学研究科、芸術学西洋美術史専攻。専門分野はルネサンス期のヴェネツィア派の絵画。現在は学習院大学等で講師をしている。主要著書に、『ウェヌス豊穣からエロスへ』(悠書館)、主要訳書に、ピーター・ハンフリー著『ルネサンス・ヴェネツィア絵画』(白水社)、がある。
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