講座詳細情報
申し込み締切日:2018-01-10 / 日本史 / 学内講座コード:140206
幕末維新の時代と商人たち 貿易商人を中心に
- 開催日
- 1月12日(金)~ 2月 2日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
貿易商人たちの、時代の変化に対して危険をも顧みず、利潤追求のためには権力者さえも利用しようとしたその個性が、客観的に理解できるようになること。歴史に語られる貿易商人たちの多くが、偶像化されていることを理解し、史実のなかから彼らを理解しようとしてみること。
【講義概要】
幕末の大きな変革を象徴するものは外国貿易の開始でした。そして、特権商人たちはほとんど貿易に関心を示しませんでした。その代わりに、一部の投機商人や豪農層など非特権層の人びとが19世紀後半における外国貿易の主役となっていきました。彼らは、政治権力に服従するどころか、時として利益追求のため彼らを利用しようと企図するなど、商魂のたくましさは、新たな時代を象徴する存在でもありました。しかし、同時に彼らは、社会変動の波や不安定な経済・貿易環境に抗することができず、20世紀初頭まで生き残ったものはいませんでした。幕末・明治初年の貿易商人たちは、いかなる個性であったのか、数人の人物をとりあげ、残された史料のなかから再現してみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/12(金) 1859年の開港をめぐって
第2回 2018/ 1/19(金) 横浜貿易への参加をめぐって
第3回 2018/ 1/26(金) 外国人、大名・徳川との関わりのなかで
第4回 2018/ 2/ 2(金) 国益のため、自己利益のため
貿易商人たちの、時代の変化に対して危険をも顧みず、利潤追求のためには権力者さえも利用しようとしたその個性が、客観的に理解できるようになること。歴史に語られる貿易商人たちの多くが、偶像化されていることを理解し、史実のなかから彼らを理解しようとしてみること。
【講義概要】
幕末の大きな変革を象徴するものは外国貿易の開始でした。そして、特権商人たちはほとんど貿易に関心を示しませんでした。その代わりに、一部の投機商人や豪農層など非特権層の人びとが19世紀後半における外国貿易の主役となっていきました。彼らは、政治権力に服従するどころか、時として利益追求のため彼らを利用しようと企図するなど、商魂のたくましさは、新たな時代を象徴する存在でもありました。しかし、同時に彼らは、社会変動の波や不安定な経済・貿易環境に抗することができず、20世紀初頭まで生き残ったものはいませんでした。幕末・明治初年の貿易商人たちは、いかなる個性であったのか、数人の人物をとりあげ、残された史料のなかから再現してみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/12(金) 1859年の開港をめぐって
第2回 2018/ 1/19(金) 横浜貿易への参加をめぐって
第3回 2018/ 1/26(金) 外国人、大名・徳川との関わりのなかで
第4回 2018/ 2/ 2(金) 国益のため、自己利益のため
備考
【ご受講に際して】
◆補講が生じた場合は、2月9日(金)に実施します。
◆個人や企業の歴史顕彰が講義の目的ではありません。ご留意ください。
◆講義は比較的に史実のわかる横浜・江戸(東京)を中心におこないます。
◆各回の講義内容については、講座の進行度合等により変更する場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆補講が生じた場合は、2月9日(金)に実施します。
◆個人や企業の歴史顕彰が講義の目的ではありません。ご留意ください。
◆講義は比較的に史実のわかる横浜・江戸(東京)を中心におこないます。
◆各回の講義内容については、講座の進行度合等により変更する場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鵜飼 政志 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学・学習院大学・駒澤大学・明星大学講師 |
プロフィール | 1966年生まれ。博士(史学)。明治維新史専攻。早稲田大学大学院 / 学習院大学大学院修了。現在、早稲田大学/学習院大学/駒澤大学ほか講師。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)。 |