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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-10-01 / 日本史 / 学内講座コード:330202

古代の政変・戦争と豪族たち

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(火)~12月 5日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・文献との対比による埋もれた歴史事実の発掘
・地方的視点に立った新たな古代日本列島像の構築
・中央権力と対峙する在地首長の政治的実態の解明

【講義概要】
金石文は漆紙文書・木簡・墨書土器などとともに、歴史研究に不可欠な出土文字資料とされ、これまで多くの検討が進められてきましたが、史料的にはもっぱら文献史料を補う二次的なものとして位置づけられ、釈文(しゃくもん)だけが重視される傾向が一般的でした。そのため近視眼的な歴史解釈に終始し、その金石文の持つ本当の史料的価値を見失う場合が少なくありませんでした。今回の講座では文献との対比を通して、金石文の史料としての有効性を引き出し、そこから新たな歴史事実を発掘できるよう、努めたいと考えています。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 3(火) 元岡(もとおか)古墳群G6号出土大刀の性格 ― 古代の対外交渉と筑前国志摩(しま)郡
第2回 2017/10/10(火) 隅田(すだ)八幡宮人物画像鏡銘と継体大王
第3回 2017/10/17(火) 船王後(ふねのおうご)墓誌とカワチノフミヒト(西史部)
第4回 2017/10/24(火) 宇治(うじ)橋断碑(だんぴ)と『日本霊異記』 ― 道登(どうとう)の経歴と南山背の高句麗系渡来人
第5回 2017/10/31(火) 那須国造碑(なすこくぞうひ)と下毛野の新羅系渡来人
第6回 2017/11/ 7(火) 上野三碑(こうずけさんぴ)考〔I〕― 多胡(たご)碑と羊(ひつじ)
第7回 2017/11/14(火) 上野三碑(こうずけさんぴ)考〔II〕― 金井沢(かないざわ)碑・山ノ上(やまのうえ)碑と上野の在地土豪
第8回 2017/11/21(火) 小野毛人(えみし)墓誌と小野氏の本拠地
第9回 2017/11/28(火) 伊福部徳足比売(いふきべのとこたりひめ)骨蔵器と「因幡国伊福部臣古志(こし)」
第10回 2017/12/ 5(火) 下道圀勝圀依母夫人(しもつみちのくにかつくによりははぶにん)骨蔵器と吉備真備

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 加藤 謙吉
肩書き 中央大学・成城大学講師
プロフィール 1948年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)専門分野は日本古代豪族研究(日本古代史)。著書に『大和政権とフミヒト制』(吉川弘文館)、『ワニ氏の研究』(雄山閣)などがある。
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