大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
国際社会の様々な問題をその歴史的な背景を掘り下げて、十分に踏まえつつ、体系的に理解し、それに対する日本の対応や役割について理解していくこと。

【講義概要】
何故、紛争(国家間紛争、国家内紛争)は起こるのか? 国際関係論上の最大のテーマである。時々刻々と変化する国際情勢(米国、欧州、ロシア、中東、中国、朝鮮半島、アフリカなど)とそれに対する日本の外交政策について論じる。取り分け、主要な国際的課題や国際紛争に注目する。まずは、国際紛争を歴史的・理論的に考察し、何故、戦争が起こるのかを分析する。そして、21世紀の日本が直面する安全保障上の諸問題や国際社会における様々な主要な問題、各国との関係を整理・分析し、それに対する日本の対応、役割そしてその戦略を検討する。具体的には、21世紀の日本が行うべき外交政策について議論する。第一回目の講義の際に、大体のスケジュールを発表する。しかし、国際情勢の変化によって、講義内容が変更されることもある。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 3(火) 国際紛争
第2回 2017/10/10(火) 日本を取り巻く外交・安全保障環境
第3回 2017/10/17(火) 日本とアフリカ
第4回 2017/10/24(火) 欧州情勢
第5回 2017/10/31(火) 中東情勢
第6回 2017/11/ 7(火) 難民問題
第7回 2017/11/14(火) 朝鮮半島情勢
第8回 2017/11/21(火) 日ロ関係
第9回 2017/11/28(火) 日中関係
第10回 2017/12/ 5(火) 日米同盟及び総括

【ご受講に際して】
◆講義内容は変更になる場合があります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	片岡 貞治
肩書き	早稲田大学教授、早稲田大学国際戦略研究所所長
プロフィール	東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。パリ第一大学、第二大学大学院修了。博士(政治学)。専門分野は国際関係論、アフリカ紛争・開発、欧州安全保障。主な著書に『アフリカの姿』『アフリカにおける多国間協力』、『米国ユニラテラリズムとフランスの矜持』などがある。