講座詳細情報
申し込み締切日:2017-10-02 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130511
インド仏教へのいざない 仏教の源流をもとめて
- 開催日
- 10月 4日(水)~12月 6日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・仏教教理のインドにおける展開のなかで重要となったいくつかの基本的な事項の本来の意味を原典での用例を吟味しながらよりよく理解すること
・たとえば「空性」「中道」「宿在識(阿頼耶識)」「唯表識(唯識)」等という教理上の基礎概念の内容を把握すること
【講義概要】
春期からの継続授業です。仏教の思想の歴史をその誕生から時代を追ってたどっていきます。仏教教理の流れを初期、法論(阿毘達磨)、中観、唯識という四つのおおまかな系統に区分し、それぞれの思想圏における中心的関心事のいくつかを取りあげ、それらが基本的にはいかなる意味をもつのかをかんがえていきます。春期の授業の進捗を踏まえたうえで,秋期にはおもに大乗の二大思想系統である中観,唯識に焦点を当てます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 4(水) 智慧の至高性(般若波羅蜜)
第2回 2017/10/11(水) 菩薩の転成(廻向)
第3回 2017/10/18(水) 観念の増殖(戯論)
第4回 2017/10/25(水) 空性と縁起(1)
第5回 2017/11/ 1(水) 空性と縁起(2)
第6回 2017/11/ 8(水) 顕示としての世界(唯識)
第7回 2017/11/15(水) 識の転変(1)
第8回 2017/11/22(水) 識の転変(2)
第9回 2017/11/29(水) 三種の本質的様態(三性説)
第10回 2017/12/ 6(水) 潜勢的な識(阿羅耶識)
・仏教教理のインドにおける展開のなかで重要となったいくつかの基本的な事項の本来の意味を原典での用例を吟味しながらよりよく理解すること
・たとえば「空性」「中道」「宿在識(阿頼耶識)」「唯表識(唯識)」等という教理上の基礎概念の内容を把握すること
【講義概要】
春期からの継続授業です。仏教の思想の歴史をその誕生から時代を追ってたどっていきます。仏教教理の流れを初期、法論(阿毘達磨)、中観、唯識という四つのおおまかな系統に区分し、それぞれの思想圏における中心的関心事のいくつかを取りあげ、それらが基本的にはいかなる意味をもつのかをかんがえていきます。春期の授業の進捗を踏まえたうえで,秋期にはおもに大乗の二大思想系統である中観,唯識に焦点を当てます。
【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 4(水) 智慧の至高性(般若波羅蜜)
第2回 2017/10/11(水) 菩薩の転成(廻向)
第3回 2017/10/18(水) 観念の増殖(戯論)
第4回 2017/10/25(水) 空性と縁起(1)
第5回 2017/11/ 1(水) 空性と縁起(2)
第6回 2017/11/ 8(水) 顕示としての世界(唯識)
第7回 2017/11/15(水) 識の転変(1)
第8回 2017/11/22(水) 識の転変(2)
第9回 2017/11/29(水) 三種の本質的様態(三性説)
第10回 2017/12/ 6(水) 潜勢的な識(阿羅耶識)
備考
【ご受講に際して】
◆思想の内容を解説するためにサンスクリットの単語を紹介しますが、サンスクリットについての事前の知識は必要ではなく、またサンスクリットの習熟を目ざすものでもありません。
◆なお、各回に予定されている主題はその回の授業だけに限定されるものではなく、全体の流れのなかのゆるい配分とお考えください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆思想の内容を解説するためにサンスクリットの単語を紹介しますが、サンスクリットについての事前の知識は必要ではなく、またサンスクリットの習熟を目ざすものでもありません。
◆なお、各回に予定されている主題はその回の授業だけに限定されるものではなく、全体の流れのなかのゆるい配分とお考えください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 齋藤 直樹 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1962年東京都出身。早稲田大学大学院東洋哲学専攻博士課程満期退学。マールブルク大学外国語文献学領域にてPh.D.取得。著書『Das Kompendium der moralischen Vollkommenheiten』 、論文「ダルマの自性」「転変としての世界」「ナーガールジュナの馬」等がある。 |