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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-02-07 / 政治:その他教養 / 学内講座コード:340701

西洋政治思想 主権国家と自由への問い~マキアヴェリからルソーまで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月14日(火)~ 3月 7日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
9,461円
定員
30
その他
ビジター価格 10,886円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・主権国家の成立がどのように自由への問いを喚起してきたかを明らかにする。
・自由の要求には、自然法と共和主義の二つのパラダイムが存在してきたことを確認する。
・上記の課題を、マキアヴェリ、ホッブズ、ロック、ルソーの著作を読みながら考察する。

【講義概要】
近代の政治思想を、主権国家とそれに対する自由の要求の展開として辿りながら、そこに自然法と共和主義の伝統の二つの原理の対抗が存在することを確認する。まず、マキアヴェリ政治思想の近代性と共に、その背景に共和主義の伝統を、次に、ホッブズ国家論と自由論に政治思想の決定的な近代的転換を、さらに、ロックにおいて立憲主義の伝統と結びついた近代自然法の原理を、最後に、ルソーの共和主義に自由の両義性を読み取る。以上を通じて、リベラリズムをその根源に遡って再検討するきっかけとしたい。
【主な講義内容】
・マキアヴェリ政治思想の近代性と共和主義の伝統
・ホッブズ国家論と自由論にみる政治思想の近代的転換
・ロックにおける自然法パラダイムと立憲主義の伝統
・ルソーにおける共和主義のパラダイムと自由概念の両義性

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/14(火) マキアヴェリ政治思想の近代性と共和主義の伝統
第2回 2017/ 2/21(火) ホッブズ国家論と自由論にみる政治思想の近代的転換
第3回 2017/ 2/28(火) ロックにおける自然法パラダイムと立憲主義の伝統
第4回 2017/ 3/ 7(火) ルソーにおける共和主義のパラダイムと自由概念の両義性

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『君主論』(岩波文庫)(ISBN:978-4003400319)マキアヴェッリ著、河島英昭訳
※他の翻訳でも可
『リヴァイアサン(1)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003400418)ホッブズ著、水田洋訳
※他の翻訳でも可
『リヴァイアサン(2)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003400425)ホッブズ著、水田洋訳
※他の翻訳でも可
『完訳 統治二論』(岩波文庫)(ISBN:978-4003400777)ジョン・ロック著、加藤節訳
※他の翻訳でも可
『人間不平等起源論・社会契約論』(中央公論新社)(ISBN:978-4121600790)ルソー著、小林善彦・井上幸治訳
※他の翻訳でも可

講師陣

名前 佐藤 正志
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1948年広島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、同大学院政治学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は、西洋政治思想史。著書に『政治思想のパラダイム』(新評論)、『ホッブズ リヴァイアサン』(共著、有斐閣)、『政治概念のコンテクスト』(共編著、早稲田大学出版部)、『啓蒙と政治』(編著、早稲田大学出版部)などがある。
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