講座詳細情報
申し込み締切日:2017-02-11 / 日本史 / 学内講座コード:340204
古文書に中世を読む ― “歴史”がひもとかれる瞬間(とき)
- 開催日
- 2月18日(土)~ 3月11日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,461円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,886円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・たった一通の古文書からどこまで歴史を明らかにできるか、を学ぶことができる。
・複数の古文書を組み合わせることで、何が見えてくるか、を学ぶことができる。
・古文書の様式やくずし字解読の初歩を、〈実践的〉に学ぶことができる。
・特定の一時代だけではなく、中世全体をカバーして学ぶことができる。
【講義概要】
古文書から歴史を考えるとは、例えばこんなことです。私の財布から2/18、中野駅前のコンビニで買ったおにぎりのレシートが出てきました。この「文書」一枚では何とも言えませんが、二枚、三枚と集まってくると、土曜の午後に限って、私が中野に出没していること、また食の嗜好などが分かるでしょう。ところが一枚だけ、この原則に反するレシートが出てきました。実は、この「例外」こそが面白い ─ そうは思いませんか? あるいは土曜のレシートのほうが「例外」だったのでは? ─ こうして歴史は書き換えられていくのです。その現場へとご案内しましょう。
【主な講義内容】
「歴史を考える」とは、こう考えることである / 鎌倉時代篇 / 南北朝・室町時代篇 / 戦国時代篇
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/18(土) 「歴史を考える」とは、こう考えることである
第2回 2017/ 2/25(土) 鎌倉時代篇
第3回 2017/ 3/ 4(土) 南北朝・室町時代篇
第4回 2017/ 3/11(土) 戦国時代篇
・たった一通の古文書からどこまで歴史を明らかにできるか、を学ぶことができる。
・複数の古文書を組み合わせることで、何が見えてくるか、を学ぶことができる。
・古文書の様式やくずし字解読の初歩を、〈実践的〉に学ぶことができる。
・特定の一時代だけではなく、中世全体をカバーして学ぶことができる。
【講義概要】
古文書から歴史を考えるとは、例えばこんなことです。私の財布から2/18、中野駅前のコンビニで買ったおにぎりのレシートが出てきました。この「文書」一枚では何とも言えませんが、二枚、三枚と集まってくると、土曜の午後に限って、私が中野に出没していること、また食の嗜好などが分かるでしょう。ところが一枚だけ、この原則に反するレシートが出てきました。実は、この「例外」こそが面白い ─ そうは思いませんか? あるいは土曜のレシートのほうが「例外」だったのでは? ─ こうして歴史は書き換えられていくのです。その現場へとご案内しましょう。
【主な講義内容】
「歴史を考える」とは、こう考えることである / 鎌倉時代篇 / 南北朝・室町時代篇 / 戦国時代篇
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/18(土) 「歴史を考える」とは、こう考えることである
第2回 2017/ 2/25(土) 鎌倉時代篇
第3回 2017/ 3/ 4(土) 南北朝・室町時代篇
第4回 2017/ 3/11(土) 戦国時代篇
備考
【ご受講に際して】
◆くずし字辞典は、あると便利です。特に指定しませんが、お持ちの方はご持参ください。
◆くずし字辞典は、あると便利です。特に指定しませんが、お持ちの方はご持参ください。
講師陣
名前 | 東島 誠 |
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肩書き | 立命館大学教授 |
プロフィール | 1967年大阪府生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門分野は、日本中世史を中心に古代から近・現代に及ぶ。著書に『自由にしてケシカラン人々の世紀』(講談社選書メチエ)、『〈つながり〉の精神史』(講談社現代新書)等。また、與那覇潤との共著に『日本の起源』(太田出版)がある。 |