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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-01-16 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:240503

世界の思想と宗教 日本・中国・ヨーロッパにおける救済の問題

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月23日(月)~ 2月27日(月)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,191円
定員
30
その他
ビジター価格 16,330円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・世界の思想や宗教の諸問題をオムニバス形式で講義します。
・さまざまな思想的立場や宗教観を学ぶことは、自己の価値観を相対化し、世界を多角的に見ることにつながります。
・物事の見方、考え方を広げ、豊かで柔軟な知性を養うことを目的にした講座です。

【講義概要】
日本・中国・ヨーロッパにおける救済の問題を取り上げます。
日本では、仏教のもとで、様々な仏や菩薩が、苦しみに満ちたこの世に生きる人々の救済にあたっていました。浄土信仰と地蔵信仰の検討から、仏教の救済思想の特色について考えていきます。
中国に於ける三大宗教は儒教・仏教・道教です。伝統的な儒教と外来宗教である仏教、そして後漢末に勃興した民族宗教である道教のそれぞれの救済の思想を概観します。
ヨーロッパにおいては、人間の「救済」の問題が、「信仰」と「知」の二つの営みとの関係性においてしばしば論じられます。この問題に鋭く迫った思想家たちを取り上げます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/23(月) 極楽浄土への救済
―阿弥陀仏と浄土教―
第2回 2017/ 1/30(月) 地獄からの救済
―地蔵信仰―
第3回 2017/ 2/ 6(月) 生命の永続と輪廻の思想
―善と幸福の矛盾―
第4回 2017/ 2/13(月) 道教における救済
―罪の報いとしての死―
第5回 2017/ 2/20(月) 「知」と救済
―知ることと生きること―
第6回 2017/ 2/27(月) 「信仰」と救済
―「知」の限界と信仰の逆説―

講師陣

名前 河合 孝昭
肩書き 東京電機大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(哲学専攻)満期退学。2000年にパリ第10大学にてDEA(Dipl?me d’ Etude Approfondie)を取得。現在、東京電機大学ほかで非常勤講師。専門は西洋近・現代哲学。共著に『仏蘭西の思想と倫理』(行路社)、翻訳にヘント・デ・ヴリース『暴力と証し』(月曜社)など。
名前 渋谷 由紀
肩書き 國學院大學講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋哲学専攻)単位取得退学。専門は古代中国の哲学。現在、國學院大學ほかで非常勤講師。論文に「『荀子』の「心」の再検討―「心」は如何にして「道」を知るか―」(『國學院雑誌』第111巻第11号、2010年)、「『荀子』の性説における「疾惡」と「殘賊」」(『東京電機大学総合文化研究』第12号、2014年)など。
名前 鈴木 英之
肩書き 早稲田大学・学習院大学非常勤講師
プロフィール 1974年東京生まれ。博士(文学)。 現在、早稲田大学・学習院大学非常勤講師。専門は日本思想史。特に中世の習合思想、神祇信仰、浄土思想について研究している。著書に、『中世学僧と神道―了誉聖冏の学問と思想』(勉誠出版2012)がある。
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