講座詳細情報
申し込み締切日:2017-02-08 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:140510
インド仏教のすすめ ウィーン経由のインド哲学
- 開催日
- 2月15日(水)~ 3月 8日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:30~15:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,386円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 16,546円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・エーリッヒ・フラオヴァルナー著『インド哲学史』(齋藤直樹訳)の概要をつかむ
【講義概要】
1938年以降ウィーン大学のインド学部門の教授を務めた現代インド学、特に仏教学の泰斗エーリッヒ・フラオヴァルナー(Erich Frauwallner 1898-1974)の代表作の一つである『インド哲学史』(Geschichte der indischen Philosophie, 1953-56)は現在においてもインド哲学の主要な概説書として世界中でたかく評価されている。日本語訳はいまだ出版されていないが、講師自身による翻訳を使用して、その著作からいくつかの論題を取りあげ解説をくわえる。ごく一部ではあるが、ヨーロッパを代表する碩学の知をとおしてインド哲学のおおきな流れをかいま見ることになる。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/15(水) ウパニシャッドの哲学
第2回 2017/ 2/22(水) 叙事詩の哲学
第3回 2017/ 3/ 1(水) 初期仏教
第4回 2017/ 3/ 8(水) サーンキヤ体系
・エーリッヒ・フラオヴァルナー著『インド哲学史』(齋藤直樹訳)の概要をつかむ
【講義概要】
1938年以降ウィーン大学のインド学部門の教授を務めた現代インド学、特に仏教学の泰斗エーリッヒ・フラオヴァルナー(Erich Frauwallner 1898-1974)の代表作の一つである『インド哲学史』(Geschichte der indischen Philosophie, 1953-56)は現在においてもインド哲学の主要な概説書として世界中でたかく評価されている。日本語訳はいまだ出版されていないが、講師自身による翻訳を使用して、その著作からいくつかの論題を取りあげ解説をくわえる。ごく一部ではあるが、ヨーロッパを代表する碩学の知をとおしてインド哲学のおおきな流れをかいま見ることになる。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/15(水) ウパニシャッドの哲学
第2回 2017/ 2/22(水) 叙事詩の哲学
第3回 2017/ 3/ 1(水) 初期仏教
第4回 2017/ 3/ 8(水) サーンキヤ体系
備考
【ご受講に際して】
◆解説に際してサンスクリットとドイツ語の用語および両者の対応が多数使用されますが、授業内容の理解に語学的な素養が必要となることはありません。個々のことばの意味の説明がすでに授業の重要な一部となります。
◆仏教の基本的な術語、たとえば五蘊十二処十八界、縁起、法について学んでいると理解が深まります。
◆人文科学全般に興味をお持ちの方を対象としています。
◆解説に際してサンスクリットとドイツ語の用語および両者の対応が多数使用されますが、授業内容の理解に語学的な素養が必要となることはありません。個々のことばの意味の説明がすでに授業の重要な一部となります。
◆仏教の基本的な術語、たとえば五蘊十二処十八界、縁起、法について学んでいると理解が深まります。
◆人文科学全般に興味をお持ちの方を対象としています。
講師陣
名前 | 齋藤 直樹 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1962年東京都出身。早稲田大学第一文学部人文専修卒業後、同大学院文学研究科東洋哲学専攻博士課程単位取得満期退学。マールブルク・フィリップス大学外国語文献学専攻にてPh.D.取得。著書『Das Kompendium der moralischen Vollkommenheiten』 (Indica et Tibetica 38)、論文「ダルマの自性」「転変としての世界」「ナーガールジュナの馬」等がある。研究主題はインド仏教における概念的諸対立の解消の方法。 |