検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2016-11-10 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:330301

アメリカ映画を読む アメリカ映画のなかの男と女~成立しないロマンス

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月17日(木)~12月 8日(木)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
9,461円
定員
30
その他
ビジター価格 10,886円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
映画の楽しみ方はいろいろありますが、映画を「読む」こともその楽しみの一つです。「見る」は目に入ってくる映像を受動的にとらえる行為ですが、「読む」はその映像の意味を探る能動的な行為です。今回はアメリカ映画に見られる男と女の関係という視点から4つのアメリカ映画を「読み」ます。

【講義概要】
男は狂わしく愛を求め、女はその男を見捨てる ―― これがハリウッド映画に見られる典型的な男女関係の一つです。古典的名作『カサブランカ』や『風と共に去りぬ』も、男の一途な愛が報われることはありません。文芸評論家のレズリー・フィードラーは、アメリカ文学は、男と女の物語ではなく、男同士の物語だと言っていますが、アメリカ映画もその伝統を引きずって、ブロマンス(男同士の友情)を描くのは得意でも、男女が愛を育む物語を描くことは不得意です。今回は、私たちがよく知っている名作4つを選び、成立しないロマンスという観点から読み直してみたいと思います。
【講義でとりあげる映画作品】
・『風と共に去りぬ』(1939年) ― フェミニズムからスカーレットを読み直す
・『めまい』(1958年) ― 謎めいた他者としての女性
・『アニー・ホール』(1977年) ― 女に見捨てられるアメリカ男性の諦念
・『華麗なるギャッツビー』(1974年、2013年) ― 不毛の愛が象徴する「アメリカの夢」の挫折

【各回の講義予定】
第1回 2016/11/17(木) 『風と共に去りぬ』(1939年) ― フェミニズムからスカーレットを読み直す
第2回 2016/11/24(木) 『めまい』(1958年) ― 謎めいた他者としての女性
第3回 2016/12/ 1(木) 『アニー・ホール』(1977年) ― 女に見捨てられるアメリカ男性の諦念
第4回 2016/12/ 8(木) 『華麗なるギャッツビー』(1974年、2013年) ― 不毛の愛が象徴する「アメリカの夢」の挫折

備考

【ご受講に際して】
◆上記の映画を扱いますので、観たことのない作品を事前に見ておいていただけると、講義をより楽しめると思います。

講師陣

名前 寺地 五一
肩書き 東京経済大学元専任講師
プロフィール 1943年生まれ。東京外国語大学卒業後、同大学院修士課程修了。著書に『アメリカ一日一言』、訳書に『ノーム』、『去年を待ちながら』、『ウッドストック--1969年・夏の真実』、『マーシャン・インカ』、『ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか--語り得ないものとの闘い』、雑誌連載「私たちはなぜ先住民族について考えなければいけないか」など。長年国際交流ボランティアを続ける。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.