講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-24 / 日本史 / 学内講座コード:230221
昭和戦前・戦中の歴史 『木戸幸一日記』1932年を読む
- 開催日
- 10月 1日(土)~12月10日(土)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・天皇や元老、政府、軍部、政党などの対抗のなかで政治の動向を捉えていきます。
・軍部がいかに勢力を拡大していったのかを、社会の動向と結びつけながら考察します。
【講義概要】
今回の講座は、昭和天皇の側近だった木戸幸一の1932(昭和7)年の日記を読み解いていきます。内大臣秘書官長として政治の中枢にいた木戸の日記には、天皇や政府、軍部の動きが日々詳細に描かれています。今回対象とする1932年は、満州事変に加え、上海事変が勃発し、満州国建国をめぐり国際社会との対立を深めた年でした。また血盟団事件や五・一五事件などテロが続発し、政党内閣は終焉を迎えました。こうした激動の1年を通じて、政治と社会がどのように推移したのかを検討します。木戸の日記をベースとしますが、未公刊資料なども紹介しながら、できるだけ丁寧に歴史の実相を解き明かしていきます。
・天皇や元老、政府、軍部、政党などの対抗のなかで政治の動向を捉えていきます。
・軍部がいかに勢力を拡大していったのかを、社会の動向と結びつけながら考察します。
【講義概要】
今回の講座は、昭和天皇の側近だった木戸幸一の1932(昭和7)年の日記を読み解いていきます。内大臣秘書官長として政治の中枢にいた木戸の日記には、天皇や政府、軍部の動きが日々詳細に描かれています。今回対象とする1932年は、満州事変に加え、上海事変が勃発し、満州国建国をめぐり国際社会との対立を深めた年でした。また血盟団事件や五・一五事件などテロが続発し、政党内閣は終焉を迎えました。こうした激動の1年を通じて、政治と社会がどのように推移したのかを検討します。木戸の日記をベースとしますが、未公刊資料なども紹介しながら、できるだけ丁寧に歴史の実相を解き明かしていきます。
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『木戸幸一日記(上巻)』(東京大学出版会)
参考図書
『木戸幸一日記(上巻)』(東京大学出版会)
講師陣
名前 | 望月 雅士 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学教育学部講師。専門は日本近現代政治史。共編著書に『風見章日記・関係資料』(みすず書房)、『枢密院の研究』(吉川弘文館)ほか。 |