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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-27 / 日本史 / 学内講座コード:230215

江戸の盛り場 「いき」のイメージはこうして生まれた

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(火)~12月 6日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
26,164円
定員
30
その他
ビジター価格 29,728円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・江戸時代において盛り場といえば、繁華な場所という意味で使われる。たとえば、芝居町や吉原、さらに両国橋や浅草を指すことが多い。
・この盛り場から、「いき」という行動様式が生まれたと理解してよいだろうが、その実、「いき」は抽象的表現である。
・盛り場とは何かという問題を知ることからはじめて、その場所から「いき」が形成していく背景を考える。

【講義概要】
まず、江戸における盛り場の代表的な場所と、そこにある風景を確認していきます。そこで、その軸となる芝居町と吉原のもつ性格を考えていきます。これらを踏まえて、さらに岡場所が吉原の経営に対して脅威の存在になっていった意味を考えていきます。こうした確認作業をへて、江戸時代という時間、都市江戸という空間のなかで形成されていったであろう「いき」という概念と「盛り場」という場所の因果関係を周辺領域も視野に入れて再評価していこうと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2016/10/ 4(火) 江戸における「盛り場」のイメージ
第2回 2016/10/11(火) 芝居町の成立
第3回 2016/10/18(火) 吉原の成立
第4回 2016/10/25(火) 吉原の展開
第5回 2016/11/ 1(火) 岡場所の成立
第6回 2016/11/ 8(火) 見学会1(深川)
第7回 2016/11/15(火) 境内地と広小路、さらには下町と山の手
第8回 2016/11/22(火) 見学会2(浅草)
第9回 2016/11/29(火) 江戸時代に対する憧憬
第10回 2016/12/ 6(火) 「いき」の再評価あるいは再検討

備考

【ご受講に際して】
◆見学会(巡見)は現地集合・現地解散です。お申込みの際は前後に時間的余裕があることをご確認ください(交通費などは別途負担となります)。

講師陣

名前 加藤 征治
肩書き 人間文化研究機構連携研究員
プロフィール 1976年東京生まれ。博士(文学・総合研究大学院大学)。専攻は近世芸能史、近世都市構造、浮世絵研究。郵政博物館委員兼任。『見世物関係資料コレクション』(共編、2010)、『ライデン国立民族学博物館・国立歴史民俗博物館所蔵 死絵』(共著、2016)などがある。
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