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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-09-26 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130508

「夢」からみる日本の文化とこころ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(月)~12月 5日(月)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
本講義の目標は、次のことにある。
1.日本の文化について理解を深める。
2.そのために、「夢」という新たな視座を獲得する。
3.逃避でなく、夢というもう一つ別の「現実」に触れる。
4.日本の古典文学を原文のまま味わいたいと思うきっかけにする。

【講義概要】
文化やこころの歴史について考えるさい、「夢」は重要な視座の一つとなる。そこで本講では、夢信仰ないし夢見文化という概念を介して、日本の文化、そしてこころの歴史の一端を紐解いてみたい。具体的には、人類学・宗教学のシャーマニズム論を用いて、日本の夢観、すなわち夢が如何にして生ずると考えられてきたかを論ずる。また夢の解釈法や夢見の霊場、そして死への眼差しなども取り上げる。さらに『万葉集』『源氏物語』など古典文学にも触れる。ただしベースが宗教学であるため、資料は現代語訳をもちいる。

【各回の講義予定】
第1回 2016/10/ 3(月) 日本の昔話と夢
第2回 2016/10/10(月) 『万葉集』の夢歌
第3回 2016/10/17(月) 夢見の霊場めぐり
第4回 2016/10/24(月) 夢は合わせがら(夢は解釈次第)
第5回 2016/10/31(月) 中国の夢見文化
第6回 2016/11/ 7(月) 古代人の死への眼差し
第7回 2016/11/14(月) 『源氏物語』において夢に託された役割
第8回 2016/11/21(月) 夢からみた鎌倉の時空間
第9回 2016/11/28(月) 夢幻能
第10回 2016/12/ 5(月) 初夢の習俗

備考

【ご受講に際して】
◆主に依拠するのは、拙著『日本の夢信仰──宗教学から見た日本精神史──』玉川大学出版部、2002年であるが、事前に読んでくる必要はない。ただし、日本の文化について興味があることは、絶対的な必要条件となる。

講師陣

名前 河東 仁
肩書き 立教大学教授
プロフィール 1954年東京生まれ。博士(文学)。専門分野は日本の文化史・思想史、宗教心理学、文化政策学。著書に、『日本の夢信仰──宗教学から見た日本精神史──』玉川大学出版部など。
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