講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-27 / 世界史 / 学内講座コード:130312
「ギリシア悲劇」を読む ―アイスキュロス作「オレステイア三部作」第二部『供養する者たち』―
- 開催日
- 10月 4日(火)~12月 6日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
「トロイア戦争」の凱旋将軍として故国に錦を飾った総大将アガメムノンが殺害されたことに始まる、呪われた「アトレウス」一族の連鎖悲劇の第二部、"娘を殺した父を殺した母"を殺す息子と娘の物語。この骨肉の争いはどこまで続くのか。作品味読の醍醐味は何かを探ります。
【講義概要】
アイスキュロス作の三部作の第二部、暗い悲劇のクライマックス篇です。格調高い詩の言葉を熟読玩味することによって、"運命として立ちはだかる「神」とは何か""その存在とはどういうものか"、を考える悲劇です。タイトルは「供養する者たち」の意味。古代ギリシア人が感得したような、何か「救い」を見いだせるような読み方をしたいと思います。三部とも一等賞をとった作品です。
「トロイア戦争」の凱旋将軍として故国に錦を飾った総大将アガメムノンが殺害されたことに始まる、呪われた「アトレウス」一族の連鎖悲劇の第二部、"娘を殺した父を殺した母"を殺す息子と娘の物語。この骨肉の争いはどこまで続くのか。作品味読の醍醐味は何かを探ります。
【講義概要】
アイスキュロス作の三部作の第二部、暗い悲劇のクライマックス篇です。格調高い詩の言葉を熟読玩味することによって、"運命として立ちはだかる「神」とは何か""その存在とはどういうものか"、を考える悲劇です。タイトルは「供養する者たち」の意味。古代ギリシア人が感得したような、何か「救い」を見いだせるような読み方をしたいと思います。三部とも一等賞をとった作品です。
備考
【ご受講に際して】
◆2016年春講座において、「オレステイア」三部作の第一部"アガメムノン"をとりあげました。今回初めて受講される方は、どの訳本・版でも結構ですので、第一部を事前に読み、あらすじや背景を押さえておいてください。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『ギリシア悲劇全集1』(岩波書店)(ISBN:9784000916011)※必要な個所のみコピーを資料配付いたします。
◆2016年春講座において、「オレステイア」三部作の第一部"アガメムノン"をとりあげました。今回初めて受講される方は、どの訳本・版でも結構ですので、第一部を事前に読み、あらすじや背景を押さえておいてください。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『ギリシア悲劇全集1』(岩波書店)(ISBN:9784000916011)※必要な個所のみコピーを資料配付いたします。
講師陣
名前 | 丹羽 隆子 |
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肩書き | 東京海洋大学名誉教授 |
プロフィール | 東京外国語大学修士課程修了。専門分野は英文学、ギリシア神話、西洋古典学。『ギリシア神話』『ロ―マ神話』『ギリシア神話と英米文化』『ギリシア・ローマ神話事典』(いずれも大修館書店)、『はじめてのギリシア悲劇』(講談社現代新書)『ギリシア神話の森――古代美術が彩る世界』(彩流社) など著訳書、「ギリシア悲劇」に関する論文など多数。 |