講座詳細情報
申し込み締切日:2016-07-06 / 世界史 / 学内講座コード:320302
ヨーロッパ中世の都市と農村 その発展と変容
- 開催日
- 7月13日(水)~ 8月 3日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,461円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,886円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・民衆に着目して中世社会の基本構造を理解すること。
・中世社会の発展・変容を社会経済の面から理解すること。
・中世という時代にヨーロッパの近代的発展の基礎ができたことを理解すること。
【講義概要】
ヨーロッパ中世は1000年間(500年頃-1500年頃)に及ぶが、その本格的な展開が始まるのは紀元1000年頃からであり、中世社会が確立するのは13世紀前半である。開墾と農業技術の飛躍的発展(農業革命)はこの時期に達成され、近代市民社会、資本主義の淵源はこの時期に確立した中世都市に求めることができる。この講義ではこのような社会経済的発展を背景に、王侯貴族の支配に対抗しながら、民衆が力を蓄えていくプロセスを映像や史料を用いながら具体的に見ていくこととしたい。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/13(水) 中世社会の貴族と民衆
第2回 2016/ 7/20(水) 開墾と農業生産の発展
第3回 2016/ 7/27(水) 農村社会の形成と農民層の上昇
第4回 2016/ 8/ 3(水) 中世都市の発展と貨幣経済の浸透
・民衆に着目して中世社会の基本構造を理解すること。
・中世社会の発展・変容を社会経済の面から理解すること。
・中世という時代にヨーロッパの近代的発展の基礎ができたことを理解すること。
【講義概要】
ヨーロッパ中世は1000年間(500年頃-1500年頃)に及ぶが、その本格的な展開が始まるのは紀元1000年頃からであり、中世社会が確立するのは13世紀前半である。開墾と農業技術の飛躍的発展(農業革命)はこの時期に達成され、近代市民社会、資本主義の淵源はこの時期に確立した中世都市に求めることができる。この講義ではこのような社会経済的発展を背景に、王侯貴族の支配に対抗しながら、民衆が力を蓄えていくプロセスを映像や史料を用いながら具体的に見ていくこととしたい。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/13(水) 中世社会の貴族と民衆
第2回 2016/ 7/20(水) 開墾と農業生産の発展
第3回 2016/ 7/27(水) 農村社会の形成と農民層の上昇
第4回 2016/ 8/ 3(水) 中世都市の発展と貨幣経済の浸透
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『フランスの中世社会 ― 王と貴族たちの軌跡』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642056168)
テキスト
『フランスの中世社会 ― 王と貴族たちの軌跡』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642056168)
講師陣
名前 | 渡辺 節夫 |
---|---|
肩書き | 青山学院大学名誉教授 |
プロフィール | 1947年山梨県生まれ。フランスを中心に「ヨーロッパは一つ」という観点から西欧文明の原点を中世に探るという意味で、政治・経済・宗教を総合的に研究。東京大学大学院の修士課程修了以降、専任教員として大学で教養教育と専門教育双方を並行して担当。3回にわたるフランス留学を経てパリ第一大学で博士号取得。主著は『フランス中世政治権力構造の研究』(東京大学出版会)。 |