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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-07-30 / 文学 / 学内講座コード:320109

猫が隠れている近代日本文学 キーワードで読み直す文学史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月 6日(土)~ 9月17日(土)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
12,826円
定員
30
その他
ビジター価格 14,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・なぜ文学者は猫を愛さずにいられないのか、について考えながら読む。
・猫との出会い、共生、時に腐れ縁など、文学はどのように描いてきたのか、について近代文学史をたどり直す。
・猫が紡ぎ出す物語、多彩な猫のイメージなど、日本の近現代文学のテクストから掘り起こし、熟読玩味してみたい。

【講義概要】
読み慣れたはずの著名な作家の大作から、前衛的な新しい文学の騎手まで、「猫」に着目して読むと新たな姿が見えてきます。猫と文学を愛する人のための猫づくしの文学講義です。文学の中の猫を愛で、テクストの中の猫を掘り起こし、「物語」「イメージ」「メタファー(比喩)」の読み方を学び、文学の実験的な方法や、生命観、批評性などについて考察します。第2回のゲスト、ハルノ宵子氏は漫画家、エッセイストとして活躍。評論家吉本隆明氏の長女であり、母吉本和子氏は俳人、小説家の吉本ばなな氏の姉でもあります。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 8/ 6(土) 寺田寅彦:子猫 ― 夏目漱石の弟子たちは猫が好き
第2回 2016/ 8/27(土) 漫画家ハルノ宵子氏をゲストに迎えて語りあう猫と家族と創作の秘密
第3回 2016/ 9/ 3(土) 谷崎潤一郎:猫と庄造と二人のおんな ― エロスの誘惑
第4回 2016/ 9/10(土) 大佛次郎:猫のいる日々 ― 500匹の猫が住んだ家
第5回 2016/ 9/17(土) 金井美恵子:タマや ― 新しい時代の文学と家族

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『それでも猫は出かけていく』(幻冬舎)(ISBN:978-4344025745)
『フランシス子へ』(講談社)(ISBN:978-4062182157)

講師陣

名前 川崎 賢子
肩書き 日本映画大学教授
プロフィール 専門は日本近代文学・文化・演劇。主たる単著に、『彼等の昭和』(白水社、1994年)、『尾崎翠 砂丘の彼方へ』(岩波書店、2010年)、『宝塚百年を越えて 植田紳爾に聞く』(国書刊行会、2014年)、共編著に『占領期雑誌資料大系 文学篇(全5巻)』(岩波書店、2009-2010年)などがある。
名前 吉本 多子
肩書き 漫画家 エッセイスト
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