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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-04 / 経済:その他教養 / 学内講座コード:310701

分断された経済、その後 日本経済は生き延びるか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(月)~ 5月23日(月)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
11,826円
定員
30
その他
ビジター価格 13,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
日本経済には格差が拡がっていると言われる。それは所得に関することだが、内実を見るとむしろ市場に「分断」が生じていると言うべきではないかと思われる。大企業と中小企業、都会と地方、正規雇用と非正規雇用の間に、かつて存在したつながりが断たれている。それはなぜなのか、考察する。

【講義概要】
市場経済においては、完全競争といった外形的な条件さえ満たされればあとは競争をすればよいといった考え方が一般的である。ところがそれだけでは、市場には分断が生じることがある。大企業と中小企業の間には、かつては「長期的取引慣行」が認められた。都会と地方の間にも、地方交付金というつながりが存在した。正規雇用と非正規雇用にも、入れ替わりが見られた。しかしそうした市場の連続性が分断されている。それはなぜか、現実と理論の双方から検討してみたい。

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『分断される経済 ― バブルと不況が共存する時代』(NHK出版)(ISBN:978-4140910474)

【備考】
★3/17に模擬講義を行います。詳細は「なかのオープンキャンパス」のお知らせページをご覧ください。

講師陣

名前 松原 隆一郎
肩書き 東京大学教授
プロフィール 1979年東京大学工学部卒業、1985年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在は東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は経済思想・社会経済学。主要著書に『日本経済論 ―「国際競争力」という幻想』(NHK出版新書)、『ケインズとハイエク ― 貨幣と市場への問い』 (講談社現代新書)などがある。
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