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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-05-20 / 宗教・哲学:日本史:その他教養 / 学内講座コード:310503

日本の思想 ― 古代編 ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月27日(金)~ 6月24日(金)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
11,826円
定員
30
その他
ビジター価格 13,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
たとえば『古事記』の神話・物語は単に古代のものだというだけでなく、その後の日本の思想の形成に大きな意味をもつこととなります。日本の思想史の変遷、現代にもつ意味をふまえながら、古代(神話 ― 平安朝まで)の思想を今期のテーマとします。仏教以前、仏教の伝来と展開、国風文化の発展などからいくつかのテーマを選んで、ともに考えていきたいと思います。

【講義概要】
文字使用以前の日本列島の姿は、自然の脅威をうけながらも維持して生きたこの社会の人の心のあり方に関わっています。その後に展開した、『古事記』『日本書紀』の神話や物語に、古代のまた古代から連なる私たちの心性のあり方をさぐります。そして仏教の伝来が日本に何をもたらしたか、神と仏はどのように共存したか、を古代の思想やその制度からみていきます。ついで仏教は奈良仏教、平安仏教と展開していきますが、そのなかから、重要なポイントを選択して学びます。またいわゆる国風文化が、今の私たちのものの見方や感性とどのような連関を持っているかをみて、古代の思想を概観していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 5/27(金) 日本という場所。とくに古代のいわゆる神話を中心に、日本の思想の特質を考えていきます。
第2回 2016/ 6/ 3(金) 日本神話における世界の始まり、展開をとくにみてみます。一神教神話のあり方と比べるなどして、その特質をみます。
第3回 2016/ 6/10(金) 神話がのちの日本の思想にあたえた影響を考えます。
第4回 2016/ 6/17(金) 在来と神信仰と、仏信仰がどのようなかたちで古代にであったかを中心に、日本における神と仏の関わりを考えます。
第5回 2016/ 6/24(金) 古代に仏教はどのように受け入れられたかを考えます。

備考

【ご受講に際して】
◆特に予備知識は要りません。日本とはどのような場所なのか、日本人の心性や知性は古来どのようなものなのか、ということを考えることは、現代の私たちのあり方を問うことでもあります。そのような関心に答えることの講座として進めていきます。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本思想全史』(ちくま新書)(ISBN:978-4480068040)

講師陣

名前 清水 正之
肩書き 聖学院大学教授
プロフィール 東京理科大学、放送大学客員教授等をへて現職。倫理学・日本倫理思想史を専攻する。『日本思想全史』(ちくま新書)、『国学の他者像』(ぺりかん社)、『岩波講座 日本の思想(第4巻)自然と人為』(共著、岩波書店)等。
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