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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-08 / 文学:日本史:その他教養 / 学内講座コード:310103

万葉集を味わう 万葉びとの歴史、民俗、文化とともに

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月15日(金)~ 6月24日(金)
講座回数
9回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
21,287円
定員
40
その他
ビジター価格 24,494円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
現存最古の歌集とされる『万葉集』は、いわゆる「古い歌集」ではありません。その歌表現には、折口信夫が「万葉びと」と呼ぶ当時の人々の生き生きとした情感があふれているのです。歴史や民俗、文化など、幅広い資料を参考としながら、様々な成り立ちをもつ『万葉集』の各巻を通じて読むことで広がる万葉びとの世界を味わいます。

【講義概要】
『 万葉集』に収められている歌が詠われたのは、大和朝廷が小さな国々を統一し、「律令」という法の下で天皇を頂点とした国家を形成していった時期にあたります。「日本」という国号の使用とともに、当時の東アジア情勢の中で国を整えていった「万葉びと」の歴史と文学とのかかわり、儀礼における歌の意義や心を籠めて歌を詠う意味など、「歌とはなにか」という大きな問いかけをしつつ『万葉集』という作品を読みます。
【主な講義内容】
・ 人と文学(日本挽歌 / 惑へる情を反さしむる歌 / 世間難住歌 / 梅花の宴 / 好去好来の歌 / 児らを思へる歌)
・伝承と文学(梧桐の日本琴の歌)
・社会と文学(大伴熊凝の歌 / 貧窮問答歌)

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/15(金) 人と文学 ― 日本挽歌
第2回 2016/ 4/22(金) 人と文学 ― 惑へる情を反さしむる歌
第3回 2016/ 5/13(金) 人と文学 ― 世間難住歌
第4回 2016/ 5/20(金) 伝承と文学 ― 梧桐の日本琴の歌
第5回 2016/ 5/27(金) 人と文学 ― 梅花の宴
第6回 2016/ 6/ 3(金) 社会と文学 ― 大伴熊凝の歌
第7回 2016/ 6/10(金) 社会と文学 ― 貧窮問答歌
第8回 2016/ 6/17(金) 人と文学 ― 好去好来の歌
第9回 2016/ 6/24(金) 人と文学 ― 児らを思へる歌

講師陣

名前 城﨑 陽子
肩書き 國學院大學講師
プロフィール 1962年岡山生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。博士(文学、國學院大學)。「歌とは何か」をテーマに東アジアを視野に入れた万葉文化学研究を展開する一方で、富士信仰の研究にも携わっている。著書に『万葉集の編纂と享受の研究』(おうふう)、『近世国学と万葉集研究』(おうふう)、『万葉集を訓んだ人々』(新典社)他。
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