大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
勘と経験に頼って意思決定をする人はたくさんいます。「ものごと八方睨んできめる」と言われていますから、勘を磨き経験を積むのも一つの方法ではあります。でも、損得判断を科学的に分析すると意外と簡単な原理・原則の応用にまとめることができます。事例をとおして、原理・原則の理解を深めてもらいます。

【講義概要】
損得判断の原理・原則を身につけませんか。前向きな意思決定をするためには、会計思考を捨ててください。義理・人情は忘れてください。そして埋没費用にケリをつけてください。この講座では、ビジネスマンがよく出会う事例をとおして損得判断の基本原則を学びます。もちろん、原則は日常生活の意思決定問題にも応用できます。まずは、損はできるだけ少なく、得は多くするための基本原則を覚えることからはじめます。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/ 8(金) 比較の原則、そば屋の演習
第2回 2016/ 4/15(金) 埋没費用
第3回 2016/ 4/22(金) 効率の考え方
第4回 2016/ 5/ 6(金) 資金の時間的価値
第5回 2016/ 5/13(金) 投資分析

名前	藤田 精一
肩書き	元早稲田ビジネススクール教授
プロフィール	1945年東京生まれ。海外の大学をふくめ40年間、損得学の教鞭をとってきた。早稲田ビジネススクールでティーチングアワード総長賞受賞。著書に『ビジネスマンの基礎知識としての損得計算入門』がある。