大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
生活の中で出会ったモノを気軽に描きとめ、日常的にスケッチを楽しむことを目標にしています。対象をよく見ること、ペンで描くことを練習します。好きな部分から描き始め、一か所描けたら次へ描き広げるプロセスを楽しみましょう。

【講義概要】
講座では手帳サイズのスケッチブックを使い、身近なパッケージやパン、飲み物のビンや缶等を描きます。実物をよく見てペンで直接描きます。絵に上達の近道はありませんが、少しずつ描けるように練習しましょう。きれいな発色の透明水彩絵の具で色を塗って仕上げます。モチーフもご紹介しますので、自主練習の参考にしてください。今学期は、第5回(6/1)に野外スケッチを予定しており、第6回(6/29)で、その作品の彩色と仕上げをおこないます。野外スケッチでは教室を出て気に入ったものをスケッチし、旅スケッチの気分を楽しみましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/20(水) ペンスケッチについて・画材の説明・線の練習
第2回 2016/ 4/27(水) モチーフスケッチ(1)
第3回 2016/ 5/18(水) モチーフスケッチ(2)
第4回 2016/ 5/25(水) モチーフスケッチ(3)
第5回 2016/ 6/ 1(水) 野外スケッチ(1)ペンでスケッチ
第6回 2016/ 6/29(水) 野外スケッチ(2)色塗りと仕上げ

【ご受講に際して】
◆【ご注意】パンフレット記載の日程が、講師都合により変更となりました。ご確認ください。
変更前=>4/20，4/27，5/18，5/25，6/1，6/15
変更後=>4/20，4/27，5/18，5/25，6/1，6/29
※休講6/15→補講6/29
◆画材一覧をご確認いただき、初回講座までに各自でご用意ください。
◆関本紀美子先生のホームページ「カラフルスケッチ」http://colorful-sketch.jp/、
または著書『手帳スケッチ 出会ったモノ・ヒト・コトを絵で残すコツ』で、関本先生の作品をご覧ください。
◆第2回・第3回(さらに、場合によって第4回・第6回)講義では、教室にモチーフをご持参いただきます。
内容は決定次第、教室でご案内いたします。
◆時間内に仕上がらない場合は、ご自宅で仕上げていただきます。
◆野外スケッチは現地集合・現地解散(雨天決行)です。交通費・飲食代等は各自のお支払いとなります。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『手帳スケッチ 出会ったモノ・ヒト・コトを絵で残すコツ（初版第2刷）』（SBクリエイティブ）

【備考】
●画材一覧●
※初回から必要です。すでに画材をお持ちの場合は、新しいものをご購入頂く必要はありません。

(1)ペン =>水性で耐水性の黒のペンを、太さを違えて1本ずつ(※油性ペン不可)
(参考)三菱:リブ毛筆タッチ/リブ(細)水性・顔料耐水性
PILOT:プチ(中)/プチ(細)耐水性

(2)スケッチブック =>F0サイズのスケッチブック
(参考)maruman マルマンのArt spiral (画用紙 156g)

(3)絵の具 =>固形の透明水彩絵の具(※不透明水彩不可)
(参考)ウィンザー&ニュートンのプロフェッショナルウォーターカラー
(またはアーティストウォーターカラー)・ハーフパン・24色・ライトボックス

(4)筆 =>水彩筆の丸筆を2本から3本、細めの水筆1本
(参考)ホルベイン RESABLE リセーブル2、4、6、ナイロン筆

(5)パレット =>プラスチック製のデザイナーズパレット

(6)筆洗と筆拭き(3つ仕切りの重ねられるもの)。タオル・ティッシュ等

(7)その他 =>A4コピー用紙数枚。またカメラがあるとモチーフの確認に便利です。

名前	関本 紀美子
肩書き	画家、イラストレーター
プロフィール	女子美術大学芸術学部洋画卒。著書『手帳スケッチ/出会ったモノ・ヒト・コトを絵で残すコツ』(SBクリエイティブ)。JR「ジパング倶楽部」に「カラフル駅舎の旅」を連載中。永沢まこと氏に師事。日本出版美術家連盟所属。 ホームページ「カラフルスケッチ」http://colorful-sketch.jp/