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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-05 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:210216

江戸の盛り場から明治の歓楽街へ 粋のイメージはどこからきたか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(火)~ 6月21日(火)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
26,164円
定員
25
その他
ビジター価格 29,728円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
江戸時代においては、賑やかな場所を指して盛り場とよばれました。近代になると、そこは歓楽街などとよばれるようになります。しかし、それは江戸時代のものを否定し、近代は、まったく新しいものとして成立したのでしょうか。このことを考えるために、幕末期の江戸における盛り場のようすを確認したうえで、近代東京の歓楽街のそれについて、あわせてみていきたいと思います。

【講義概要】
まず、江戸時代の盛り場について、その一大転機となった天保改革とのかかわりあいから、以後の盛り場がどのように変化したのかについてみていきます。そして、その影響をかなりのあいだ受けているであろう幕末の盛り場が、明治維新という激動期を経験することで、どうなったのかを確認します。こうした確認作業をへた上で、明治時代になり、政府主導でおこなわれた文明開化を軸にした歓楽街の形成をみていくことで、江戸時代の盛り場が、明治時代の歓楽街へ展開していくながれをつかみたいと思います。なお、こうした理解を深める意味で、あいだに見学会・巡検もおこないます。また、講座のなかで必要とあれば、適宜、意見交換もおこないたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/12(火) 天保改革と盛り場
第2回 2016/ 4/19(火) 幕末の吉原と深川
第3回 2016/ 4/26(火) 文明開化
第4回 2016/ 5/10(火) 境内地と広小路
第5回 2016/ 5/17(火) 境内地の公園化
第6回 2016/ 5/24(火) 巡見1(上野)
第7回 2016/ 5/31(火) 近代東京の盛り場
第8回 2016/ 6/ 7(火) 巡見2(築地~銀座)
第9回 2016/ 6/14(火) 回顧される江戸
第10回 2016/ 6/21(火) 「いき」の再検討

備考

【ご受講に際して】
◆見学会(巡見)は現地集合・現地解散です。八丁堀校との間の移動には時間がかかります。お申込みの際は前後に時間的余裕があることをご確認ください(交通費などは別途負担となります)。

講師陣

名前 加藤 征治
肩書き 人間文化研究機構連携研究員
プロフィール 1976年東京都生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程修了。博士(文学、総研大)。専攻は近世芸能史・近世文化史・浮世絵研究。国立歴史民俗博物館などを経て現職。国立歴史民俗博物館資料目録『見世物関係資料コレクション目録』(共編、2010年1月)など。
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