検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-02 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:110215

筆跡が語る日本史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(土)~ 5月21日(土)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,191円
定員
30
その他
ビジター価格 16,330円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
「字は人をあらわす」というように、文字には書き手の人柄や個性が映し出されるものだと考えられていますが、筆跡のもつ情報はそれだけにとどまりません。書き手の無意識のうちに付加された情報、意識的にこめられたメッセージ、そうした筆跡の「かたち」がもつ歴史的意味について考えます。

【講義概要】
前近代の人々の筆跡には、その人の生育った環境や政治的・社会的立場が反映されており、文字の美醜以外にも、様々な情報が含まれます。また、現代ではほとんど意識されない書風や書体にまつわる慣習や決まりも色々ありました。そうした筆跡の情報から何が分かるのか、書かれた文字の「かたち」がもつ意味を、日本の政治社会史や文化史との関連から読み解いていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/ 9(土) 奈良古代木簡の不思議 ―日本の筆跡史のはじまり―
第2回 2016/ 4/16(土) 「物狂い」の時代 ―時代の狂騒が生んだ特異な筆跡―
第3回 2016/ 4/23(土) 書跡の和様と唐様 ―皇統の争いと二つの書風の意外な関係―
第4回 2016/ 5/ 7(土) 弟の文字を兄が写す? ―足利尊氏・直義兄弟が残した奇妙な文書―
第5回 2016/ 5/14(土) 筆跡はもう一つの“顔” ―本人認証手段としての筆跡―
第6回 2016/ 5/21(土) 再発見された先祖の書風 ―人が他人の筆跡を真似ることの意味―

備考

【ご受講に際して】
◆補講が発生した場合は5/28に実施します。

講師陣

名前 宮? 肇
肩書き 東京大学史料編纂所特任研究員、早稲田大学講師
プロフィール 1972年千葉生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は、日本中世史、文字文化史。著書・論文に「中世書跡の和様と唐様」(『日本美術全集 8』小学館)などがある。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.