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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-06 / 日本史:宗教・哲学:芸術・文化 / 学内講座コード:100236

茶の湯の歴史 武将編『武士・禅・茶道』[座禅体験] 戦国武将は何故茶道とかかわったのか?!

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月13日(水)~ 6月22日(水)
講座回数
20回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
46,144円
定員
30
その他
ビジター価格 55,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
1200年代、禅僧により茶と禅は日本にもたらされました。薬効を期待すると共に、禅院における茶礼(お茶を戴くときの礼儀作法)も伝わります。1300年代、貴族・武将の間では、お茶は薬用を期待するだけでなく嗜好品として飲まれるようになり、やがて庶民へと普及していきます。1400年代、日本独自の茶道が誕生します。禅僧に参禅した村田珠光は「仏法も茶の湯の中にあり」と茶禅一味を提唱、形ではなく人間の心を尊ぶ少欲知足の教えのもと侘び茶が誕生しました。侘び茶がやがて武将たちの生き方、心の支えとなっていきます。ではなぜ戦国武将が茶の道すなわち茶道を取り入れ奨励されたのか。その茶道とはどのようなものであったのか、武士・禅・茶道をつなぎます。

【講義概要】
武将が身につけた茶道はどのようなものであったのか。何故茶道が必要であったのか、そして禅とどのように関わっていったのか、という点に重きをおき、武将と茶道、そして禅との関わりを考察します。武将たちは茶道を積極的に取り入れ、日本文化推進の役割を果たしてきました。武将は茶道の一時代を築いたといってもいいでしょう。禅の「和敬清寂」・武士道の忠孝仁義の精神がひとつになり、この時代の文化を主張しました。その中心が茶道です。茶道は武将の心の糧となり定着していきます。また武将の大将は茶道の精神を武士たちの実生活に取り入れさせ、茶を通じて家来の意識の統一を図り、支配しようと努めました。そして生死の日々の中で過ごす武士たちに一椀の茶により心を落ち着かせ、己を見つめる『時』を教えたのです。その茶道の基になるのは禅の教え、仏の心です。東山・桃山時代に日本文化を形成し、推進した武将をとりあげ『武士・禅・茶道』を結んでまいります。
【主な講義テーマ】
1)武将にとっての禅とはなにか。
2)武将にとっての茶道とはなにか。
3)織田信長から豊臣秀吉時代の武将と茶のかかわり方。
[講義例]細田有楽、瀧川一益、丹羽長秀、明智光秀、荒木村重、稲葉一鍼、千利休など。
4)座禅体験 禅寺にて座禅と法話

備考

【ご受講に際して】
◆茶道の経験は全く関係なく学ぶ講座です。
◆禅寺参拝は現地集合・現地解散となります。交通費等の費用は別途実費ご負担となります。また、お申し込みの際は他の講座との時間重複にご注意ください。
◆受講料には座禅体験費が含まれております。
◆『茶の湯の歴史』のご受講にあたって、特に順序の定めはありません。

講師陣

名前 山﨑 仙狹
肩書き 茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
プロフィール 茶の道と禅の「仙狹會」主催。「早稲田仙狹會(受講生を中心とした)」会長。禅の教えのもと「侘び茶」が誕生。茶の道は人の道、形ではなく心を尊び今を大切に、正直に慎み深くおごらぬ様生きる教えのもと誠の心を交じわらせる茶道の原点を伝承。原点の中には華・香・菓子・庭などが含まれる。「日本学」として各大学・専門学校・仙狹道場にて茶の道を教授。流派の基になる茶道―茶禅一味―を提唱。和装着装講師。
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