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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-05 / 日本史:宗教・哲学:芸術・文化 / 学内講座コード:100235

茶の湯の歴史 応用編・本義 [禅寺にて座禅及び禅を学ぶ] 茶禅一味 禅と茶と心の本然そして清遊

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(火)~ 6月21日(火)
講座回数
20回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
46,144円
定員
20
その他
ビジター価格 55,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講義概要】
この講座は「茶の湯の歴史 応用編・本旨」と目標・講義概要は同じ目的で変わりませんが、『南方録』の大切な仏法の教えを取り上げ、茶と禅と心の逸遊である本義を勉強してまいります。「禅」と「茶」を言葉で表現すれば“やさしく生きる”ということです。日本人の生活の基本となっています。村田珠光は、心の我慢・我執を去り「心の師となれ、心を師とせざれ」という言葉で日本独自の“侘び茶”が誕生しました。日本の茶道のはじまりです。
心に振りまわされることなく、我を張らず、われこそはと慢心せず、正直に、慎しみ深く、おごらぬさまをいいます。この教えを武野紹鴎そして千利休と受け継いでいきました。「南方録」は千利休が禅僧・南坊宗啓に「茶は仏法の中にある」と教え、その教えを南坊宗啓が書きとめた備忘録です。南方録は「茶道は仏そして心の道」ととらえられています。茶禅一味をもって美しい人間の生活を生きることを教えています。本講座では、茶道を自分の心と向き合うきっかけとして戴き、やさしく生きることを目的といたします。

【南方録とは】禅僧・南坊宗啓が千宗易に茶を学んだ時、千宗易が侘び茶の心構えを南坊宗啓に語り、南坊がこの教えを手記した備忘録です。南方録が稀代の宝典とされるのは、南坊禅師が手記したものを毎回千宗易にみせると、宗易は更に之に関して誤りはないと証明したところにあります。『南方録』第一巻「覚書」の冒頭には「小座敷の茶の湯は第一仏法を以て修行得道する事也」とあります。ここに、茶の湯は単なる飲食や遊びではないことは無論のこと、ただの趣味、芸術でさえもないこともしっかり宣言されています。南方録が何故に茶道第一の書として重視されてきたのか、日本の精神文化史における南方録の意義と茶と禅そして心をつないでいきます。

備考

【ご受講に際して】
◆継続受講者・茶道に興味のある方が学ぶ講座です。
◆禅寺参拝は現地集合・現地解散となります。交通費等の費用は別途実費ご負担となります。また、お申し込みの際は他の講座との時間重複にご注意ください。
◆受講料には座禅体験費が含まれております。
◆『茶の湯の歴史』のご受講にあたって、特に順序の定めはありません。

講師陣

名前 山﨑 仙狹
肩書き 茶道研究家、華道家、吉備国際大学客員教授
プロフィール 茶の道と禅の「仙狹會」主催。「早稲田仙狹會(受講生を中心とした)」会長。禅の教えのもと「侘び茶」が誕生。茶の道は人の道、形ではなく心を尊び今を大切に、正直に慎み深くおごらぬ様生きる教えのもと誠の心を交じわらせる茶道の原点を伝承。原点の中には華・香・菓子・庭などが含まれる。「日本学」として各大学・専門学校・仙狹道場にて茶の道を教授。流派の基になる茶道―茶禅一味―を提唱。和装着装講師。
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