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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-06 / 日本史:文学 / 学内講座コード:100218

『信長公記』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月13日(水)~ 6月22日(水)
講座回数
20回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,144円
定員
80
その他
ビジター価格 54,432円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
織田信長には、歴史小説や大河ドラマなどで作り上げられたステレオタイプのイメージがあります。目標の第1はそのイメージをぬぐい去ることです。そのうえで、目標の第2は戦国時代の史料解読に親しみ、それをもとに等身大の織田信長像を描くことです。その信長像は、受講生一人一人違ったものになるでしょう。

【講義概要】
織田信長の家臣であった太田牛一の「信長公記」をテキストに、室町幕府の崩壊から天下統一の過程を再考します。中世から近世への扉を開けた人物として、織田信長は歴史上、最も人気があります。江戸時代から多くの物語の主人公となり、現代では歴史小説や大河ドラマなどでもよくとりあげられていますが、そこから生まれた織田信長のイメージは、歴史的事実にもとづくものとフィクションとが混在しています。本講座では、「信長公記」の他にも良質な史料を利用しつつ、みなさんと一緒に織田信長の実像に迫ってみたいと思います。
今年度は巻2から始まります。信長の天下支配が本格化する年ですので、期待してください。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 4/13(水) 信長公記と太田牛一について
第2回 2016/ 4/20(水) 巻2(本国寺合戦について)
第3回 2016/ 4/27(水) 巻2(二条城築城について)
第4回 2016/ 5/11(水) 巻2(ルイス・フロイスについて)
第5回 2016/ 5/18(水) 巻2(伊勢北畠攻めについて)
第6回 2016/ 5/25(水) 巻2(義昭との衝突について)
第7回 2016/ 6/ 1(水) 巻3(5ヶ条条書について)
第8回 2016/ 6/ 8(水) 巻3(信長の「天下之儀」掌握について)
第9回 2016/ 6/15(水) 巻3(信長の名物狩りについて)
第10回 2016/ 6/22(水) 前期まとめ
第11回 2016/ 9/28(水) 巻3(信長の越前侵攻)
第12回 2016/10/ 5(水) 巻3(浅井長政の裏切りについて)
第13回 2016/10/12(水) 巻3(姉川の戦いについて)
第14回 2016/10/19(水) 巻3(姉川の戦いと戦後情勢)
第15回 2016/10/26(水) 巻3(信長の三好攻め)
第16回 2016/11/ 2(水) 巻3(石山合戦・本願寺との戦い開始)
第17回 2016/11/ 9(水) 巻3(石山合戦の動向)
第18回 2016/11/16(水) 巻3(志賀の陣について)
第19回 2016/11/30(水) 巻3(浅井・朝倉との「勅命講和」)
第20回 2016/12/ 7(水) 巻2・巻3まとめ

備考

【ご受講に際して】
◆授業で配付したプリントは、毎回ご持参下さい。
◆テキストは、近刊予定の岡田正人『信長公記』(角川文庫)を予定していますが、万が一、開講時に未刊行の場合は、池田家本を翻刻したテキストを配付します。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『歴史と古典・信長公記を読む』(吉川弘文館)(ISBN:978-4-642-07158-1)第2刷 堀新著
『日本中世の歴史7・天下統一から鎖国へ』(吉川弘文館)(ISBN:978-4-642-06407-1)第2刷 堀新著

講師陣

名前 堀 新
肩書き 共立女子大学教授
プロフィール 1961年岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部卒、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は日本中世・近世史。著書に、『織豊期王権論』(校倉書房)、『統一政権から鎖国へ』(吉川弘文館)、『信長公記を読む』(吉川弘文館)などがある。
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