講座詳細情報
申し込み締切日:2016-03-31 / 文学:日本史:その他教養 / 学内講座コード:100111
藤原俊成の歌と生涯 くずし字で楽しむ
- 開催日
- 4月 7日(木)~ 6月16日(木)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 45,144円
- 定員
- 50
- その他
- ビジター価格 54,432円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
藤原俊成の詠んだ歌のうち、第七番目の勅撰集『千載集』に自撰した歌を中心に、周辺資料も含めて、丁寧に読解して味読することを目指します。また、読解に影印本を多く用いることにより、くずし字の読み方の基礎が身につくようにしたいと思います。
【講義概要】
藤原俊成は、中世初期に大きな足跡を残した歌人です。『千載集』の撰者になったほか、多くの歌合の判者となって後進の指導に当たったり、歌論書『古来風体抄』を著したりして、大きな影響力を持ちました。俊成の場合、特に七十歳以降の晩年に業績が集中している点でも注目されます。その俊成の歌や、俊成がよいと考えた歌、息子の定家の『明月記』や鴨長明の『無名抄』、源家長の『家長日記』など、さまざまな資料を読み合わせて、俊成の歌とその生涯について考えます。歌のテキストや資料には、影印本と翻字したものの双方を用いて、くずし字で読むことも楽しみます。
藤原俊成の詠んだ歌のうち、第七番目の勅撰集『千載集』に自撰した歌を中心に、周辺資料も含めて、丁寧に読解して味読することを目指します。また、読解に影印本を多く用いることにより、くずし字の読み方の基礎が身につくようにしたいと思います。
【講義概要】
藤原俊成は、中世初期に大きな足跡を残した歌人です。『千載集』の撰者になったほか、多くの歌合の判者となって後進の指導に当たったり、歌論書『古来風体抄』を著したりして、大きな影響力を持ちました。俊成の場合、特に七十歳以降の晩年に業績が集中している点でも注目されます。その俊成の歌や、俊成がよいと考えた歌、息子の定家の『明月記』や鴨長明の『無名抄』、源家長の『家長日記』など、さまざまな資料を読み合わせて、俊成の歌とその生涯について考えます。歌のテキストや資料には、影印本と翻字したものの双方を用いて、くずし字で読むことも楽しみます。
講師陣
名前 | 渡邉 裕美子 |
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肩書き | 立正大学准教授 |
プロフィール | お茶の水女子大学文教育学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程退学(研究指導修了による)。博士(文学)。専門分野は、和歌文学、中世文学。著書に、『新古今時代の表現方法』(笠間書院、角川源義賞受賞)、『歌が権力の象徴になるとき―屏風歌・障子歌の世界』(角川学芸出版)など。 |