講座詳細情報
申し込み締切日:2016-01-02 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:340312
ユダヤ人とは何か
- 開催日
- 1月 9日(土)~ 2月27日(土)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 18,922円
- 定員
- 40
- その他
- ビジター価格 21,773円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
聖書の民であり、ホロコーストへ続く長い迫害の歴史を経てイスラエルを建国し、現在では国際政治のリスク要因と見なされているユダヤ人。その姿を歴史・宗教・政治からあぶりだす。
【講義概要】
「ユダヤ人」とはいったい誰なのか。宗教なのか、民族なのか。それともヒトラーが主張したような「人種」なのか。もしくは哲学者サルトルが言ったように、「他の人々がユダヤ人と考えている人がユダヤ人」なのか。
ユダヤ人は常に、歴史と宗教、そして民族と政治が交差する場に位置してきた。様々な分野の専門家が、「ユダヤ人とは何か」という永遠の問いを異なった角度から分析し、受講生の皆さんと共に考えたい。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/ 9(土) ユダヤ人とは誰か
第2回 2016/ 1/16(土) 聖書の言語であるヘブライ語の発展史
第3回 2016/ 1/23(土) ユダヤ人とお金の話
第4回 2016/ 1/30(土) 映画『屋根の上のヴァイオリン弾き』でみるイディッシュの世界
第5回 2016/ 2/ 6(土) 知られざるソ連のホロコースト
第6回 2016/ 2/13(土) いま、イスラエルの作家は何を書いているのか
第7回 2016/ 2/20(土) なぜユダヤ人とアラブ人は対立するのか
第8回 2016/ 2/27(土) ヨーロッパのユダヤ人がイスラム過激派に狙われる理由
聖書の民であり、ホロコーストへ続く長い迫害の歴史を経てイスラエルを建国し、現在では国際政治のリスク要因と見なされているユダヤ人。その姿を歴史・宗教・政治からあぶりだす。
【講義概要】
「ユダヤ人」とはいったい誰なのか。宗教なのか、民族なのか。それともヒトラーが主張したような「人種」なのか。もしくは哲学者サルトルが言ったように、「他の人々がユダヤ人と考えている人がユダヤ人」なのか。
ユダヤ人は常に、歴史と宗教、そして民族と政治が交差する場に位置してきた。様々な分野の専門家が、「ユダヤ人とは何か」という永遠の問いを異なった角度から分析し、受講生の皆さんと共に考えたい。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/ 9(土) ユダヤ人とは誰か
第2回 2016/ 1/16(土) 聖書の言語であるヘブライ語の発展史
第3回 2016/ 1/23(土) ユダヤ人とお金の話
第4回 2016/ 1/30(土) 映画『屋根の上のヴァイオリン弾き』でみるイディッシュの世界
第5回 2016/ 2/ 6(土) 知られざるソ連のホロコースト
第6回 2016/ 2/13(土) いま、イスラエルの作家は何を書いているのか
第7回 2016/ 2/20(土) なぜユダヤ人とアラブ人は対立するのか
第8回 2016/ 2/27(土) ヨーロッパのユダヤ人がイスラム過激派に狙われる理由
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『ベン・イェフダ家に生まれて』(福武文庫)(631円)(ISBN:978-4828831862)
『バーデンハイム1939』(みすず書房)(2,200円)(ISBN:978-4622046073)
『わたしたちが正しい場所に花は咲かない』(大月書店)(1,900円)(ISBN:978-4272430833)
『突然ノックの音が』(新潮社)(1,900円)(ISBN:978-4105901165)
参考図書
『ベン・イェフダ家に生まれて』(福武文庫)(631円)(ISBN:978-4828831862)
『バーデンハイム1939』(みすず書房)(2,200円)(ISBN:978-4622046073)
『わたしたちが正しい場所に花は咲かない』(大月書店)(1,900円)(ISBN:978-4272430833)
『突然ノックの音が』(新潮社)(1,900円)(ISBN:978-4105901165)
講師陣
名前 | 武井 彩佳 |
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肩書き | 学習院女子大学准教授 |
プロフィール | 博士(文学、早稲田大学)。専門はドイツ現代史、ユダヤ現代史。ホロコーストとパレスチナ問題の関連性や、補償問題など、ホロコーストゆえに現代社会が抱える問題に関心がある。著書に、『ユダヤ人財産はだれのものか:ホロコーストからパレスチナ問題へ』(白水社)など。 |
名前 | 市川 裕 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 法学を学んだのち、一生の仕事として聖書研究をしたいと思い、宗教学の大学院で旧約聖書を学ぶが、イエス時代のユダヤ教に強く惹かれ、ヘブライ大学に留学し律法研究に取り組む。現地のシナゴーグで1年間毎朝の礼拝に出て感銘を受ける。著書に『ユダヤ教の精神構造』(東京大学出版会)、『ユダヤ教の歴史』(山川出版社)などがある。 |
名前 | 阿部 望 |
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肩書き | 獨協大学講師 |
プロフィール | 1955年埼玉生まれ。ヘブライ大学人文学部ヘブライ語学科・聖書学科卒業後、同大学大学院ヘブライ語学科修士修了。専門分野は、ヘブライ語意味論、ヘブライ語の歴史、死海文書、中世ユダヤ教聖書注解。著書に、『現代ヘブライ語辞典』(共著)、『ヘブライ語入門』(共著)、『新カトリック大辞典』ユダヤ教項(研究社)など。 |
名前 | 鴨志田 聡子 |
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肩書き | 東京大学研究員 |
プロフィール | 1979年静岡県生まれ。2002年早稲田大学第一文学部(ドイツ文学専修)卒業。2006年から2008年にエルサレム・ヘブライ大学に留学。2011年東京大学人文社会系研究科で博士(文学)取得。著書に『現代イスラエルにおけるイディッシュ語個人出版と言語学習活動』(三元社)、『イスラエルを知るための60章』(明石書店)など。 |
名前 | 高尾 千津子 |
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肩書き | 東京医科歯科大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学卒業後、ヘブライ大学現代ユダヤ研究所客員研究員を経て、1992年早稲田大学文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野はソ連・ロシア史、ユダヤ現代史。著書に『ソ連農業集団化の原点』(彩流社)、『ロシアとユダヤ人』(東洋書店)などがある。 |
名前 | 母袋 夏生 |
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肩書き | ヘブライ文学翻訳家 |
プロフィール | 長野県生まれ。ヘブライ大学「翻訳」ディプロマコース修了。出版社勤務を経て、現在はヘブライ文学や児童文学、ホロコーストの文献などの翻訳に専念。訳書に、シャハル『ブルーリア』(国書刊行会)、オルレブ『走れ、走って逃げろ』(岩波書店)、ケレット『突然ノックの音が』(新潮社)ほか。 |
名前 | 臼杵 陽 |
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肩書き | 日本女子大学教授 |
プロフィール | 1956年大分県生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業後、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(地域研究、京都大学)。専門分野は、中東現代政治史、日本・イスラーム関係史。著書に、『世界史の中のパレスチナ問題』(講談社現代新書)、『イスラエル』(岩波新書)、『原理主義』(岩波書店)などがある。 |
名前 | 川? 亜紀子 |
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肩書き | 東海大学准教授 |
プロフィール | 福井生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(経済学、早稲田大学)。専門分野は近代フランス社会史。主要業績として「アンシアン・レジーム期におけるアルザス・ユダヤ人と王権」(『国家の周縁 ― 特権・ネットワーク・共生の比較社会史』所収、刀水書房)などがある。 |