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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-01-25 / 世界史 / 学内講座コード:340308

第一次世界大戦と大英帝国 人類初の総力戦、近代兵器の戦い

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 1日(月)~ 2月29日(月)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,826円
定員
30
その他
ビジター価格 13,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
第一次世界大戦(1914~1918)開戦100年を機に、当時のモノクロ映像を目にする機会が増えました。しかし実際に前線で戦争記録の中心的役割を与えられていたのは、カメラマンではなく数多くの画家たちでした。近代戦争のイメージとは対照的に、第一次世界大戦期の社会や価値観には、19世紀の延長線ともいえる点が少なくなかったのです。そこで、戦中・戦後を生きた人々の目線で、大英帝国が経験した世界大戦を考察することが目標です。

【講義概要】
この講義では、まず西部戦線に送られた画家たちの記録作品を手がかりに、「近代戦争」の多様な局面を明らかにしていきます。また本国と帝国自治領や植民地との関係という視点から、列強の植民地を巻き込んだ世界戦争が、どのような意味を持ち、各国社会にどのような影響を与えたのかを分析します。そして未曽有の規模の戦死者の扱い、すなわち埋葬や追悼をめぐる議論と、実際に建設された墓所や追悼式典のあり方から、世界大戦という経験と、それがもたらした変化を明らかにします。

【主な講義内容】
人類初の「総力戦」/ プロパガンダと戦争記録 / 画家たちの西部戦線 /
近代兵器の戦い:航空機・毒ガス・戦車 / 帝国の戦い:北米・オセアニア・インド /
アイルランド問題の行方 / 「無名兵士」追悼の意味

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『新版 世界各国史(11)イギリス史』(山川出版社)(3,500円)(ISBN:978-4634414105)
『イギリス文化史』(昭和堂)(2,400円)(ISBN:978-4812210109)

講師陣

名前 森 ありさ
肩書き 日本大学教授
プロフィール 1963年東京生まれ。学習院大学人文科学研究科(史学専攻)満期退学。博士(史学、学習院大学)。専門分野はアイルランド近現代史で、近年は第一次世界大戦期のコメモレーションを各国で調査。単著『アイルランド独立運動史』(論創社)、共著『イギリス文化史』(昭和堂)、『アイルランドの経験』(法政大学出版局)などがある。
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