大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
中世都市鎌倉の諸相を、残された軍記物語・史料等から探求します。第3回目の巡検では、早春の鎌倉を探訪し、武家の古都にふれてみましょう。

【講義概要】
本講座では、『太平記』を主なテキストにして、鎌倉時代末期の鎌倉の諸相をたどっていきます。第3回目の巡検では、鎌倉時代末期の北条氏や足利氏ゆかりの地を訪ねます。講義では、巡検の際に参考になる史料を中心に読みすすめていく予定です。古文書の知識のない方でも、理解しやすいように説明いたします。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 2/20(土) 講義:足利氏と鎌倉
第2回 2016/ 2/27(土) 講義:鎌倉幕府終焉
第3回 2016/ 3/12(土) 巡検:早春の鎌倉を歩く

【ご受講に際して】
◆巡検(3/12)は、10:20鎌倉駅集合で徒歩で移動します。解散時間は12:00頃を予定していますが、伸びる可能性があります。
◆現地までの交通費や入場料等は実費ご負担となります。

名前	錦 昭江
肩書き	鎌倉女学院中学校高等学校校長
プロフィール	神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本史専修卒業、東京学芸大学教育学研究科修士課程修了。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本中世史。著書『刀禰と中世村落』、共編『図説 鎌倉歴史散歩』(河出書房新社)、共著『新訂 太平記』(東京堂出版)などがある。