検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2016-02-02 / 文学 / 学内講座コード:140102

平安朝の女流日記を読む 『讃岐典侍日記』・『建礼門院右京大夫集』

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 9日(火)~ 2月23日(火)
講座回数
3回
時間
13:30~15:30
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
10,789円
定員
30
その他
ビジター価格 12,409円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
平安朝の文学作品を、これから本格的に読んでみたいと思っていらっしゃる方に、その入門篇として、主な女流日記作品を御紹介し、その魅力にふれて戴きたいと思います。また、作品が生み出された時代背景・作者をとりまく社会的環境などについても、適宜、解説していきます。

【講義概要】
『讃岐典侍(さぬきのすけ)日記』の作者藤原長子は、平安後期に堀河天皇に親しく仕え、寵愛を受けた女官で、『蜻蛉日記』の作者道綱の母の子孫にあたります。上巻では、天皇の発病から崩御までの間の献身的な看護ぶり、下巻では、心ならずも幼い鳥羽天皇のもとに出仕し宮仕え生活を送る中で、亡き堀河天皇を追慕する日々が綴られています。主従関係を越えて、愛する男性を看取り、その死後、面影を追い求める女性としてのせつない思いが、繰り返し語られています。『建礼門院右京大夫集(けんれいもんいんうきょうのだいぶしゅう)』は、鎌倉時代初期に成立した日記的歌集で、平安末期の高倉天皇の時代に中宮(平清盛女、徳子)に仕えた作者が、壇ノ浦で戦死した恋人平資盛(たいらのすけもり)への思いを詠んだ歌や、宮廷生活での贈答歌などを中心に構成された作品です。今回の講座では、この二作品の中から、特に著名な部分を取り上げます。

備考

【ご受講に際して】
◆2015年度夏学期と連続する講座ですが、扱う作品が異なりますので、今回からのご受講でも、まったく支障はありません。
◆2011年度冬学期(2012年2月)の同名講座と、ほぼ重なる内容です。

講師陣

名前 田畑 千恵子
肩書き エクステンションセンター講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(特に『枕草子』・日記文学)。早稲田大学文学部ほか複数の大学で、講師として学部生の指導を担当。主な論文は、「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集 四』有精堂)・「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.