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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-10-30 / 芸術・文化:その他教養 / 学内講座コード:330409

音と楽器の日本文化史 石笛からサウンドオブジェまで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月 6日(金)~12月 4日(金)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,826円
定員
30
その他
ビジター価格 13,608円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
古代から現代までさまざまな人と文化が流入し、吹きだまり、重層し変化してきた日本列島の音楽文化。教科書には登場しない古代楽器や民俗楽器、現代のサウンドオブジェなどを見ながら、日本人の中のアジアを、文化の多様性を体感しましょう。

【講義概要】
ユーラシアの東端に位置する日本列島には、古代から現代までさまざまな人やモノや文化が渡来しては吹きだまってきました。北から、南から、時代によって次々と新しいものが流入し、あるものは形を変え、あるものはあまり形を変えずに沈潜し、重層し、ミルクレープのような多層構造になっています。楽器や音楽文化も多種多様。太鼓だけでもまったく違った系統のさまざまな形があり、竹の笛も指穴がないものから一孔、二孔~六孔、七孔などあり、大きさも音程もさまざま。ウグイスやカッコウ、鈴虫、牛や馬の鳴き声を出す笛もあります。珍しい楽器や復元楽器、失われつつある民俗芸能を現物や絵画資料、写真、映像などで見ながら、実演もまじえ解説します。日本の「伝統」と言われるものが実は意外なほど新しかったり、身近なものが遠く古代・中世や地球の裏側の文化につながるものだったり、現代アートの最先端を行くサウンドオブジェが古い民族楽器をヒントにしていたり。必要に応じてYoutubeの動画や文献資料も紹介します。

【主な講義内容】
石笛、土笛、うなり木 ― 古代のサウンドスケープ
豊穣なる中世の響き ― 遊躍念仏と神事芸能
幻の楽器を求めて ― 口琴「びやぼん」と江戸のサロン文化
つくられた「和太鼓」 ― 民族芸能の伝統と「創造」
民族楽器からサウンドオブジェまで ― 音楽文化のゆくえ

【各回の講義予定】
第1回 2015/11/ 6(金) 石笛、土笛、うなり木 ― 古代のサウンドスケープ
第2回 2015/11/13(金) 豊穣なる中世の響き ― 遊躍念仏と神事芸能
第3回 2015/11/20(金) 幻の楽器を求めて ― 口琴「びやぼん」と江戸のサロン文化
第4回 2015/11/27(金) つくられた「和太鼓」 ― 民族芸能の伝統と「創造」
第5回 2015/12/ 4(金) 民族楽器からサウンドオブジェまで ― 音楽文化のゆくえ

講師陣

名前 関根 秀樹
肩書き 和光大学講師、多摩美術大学講師
プロフィール 福島県生まれ。和光大学「火の人間史」「音作りを楽しむ」、多摩美術大学「絵具実習」、桑沢デザイン研究所「手で考える道具と技術」等の講義を担当。『縄文生活図鑑』(創和出版)、『縄文人になる!』(山と渓谷社)、『焚き火大全』(創森社)他、多数の著書がある。火起こし世界チャンピオン。
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