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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-25 / 日本史 / 学内講座コード:231107

徳川家康没後400年記念「明君像と徳川将軍家・江戸時代」

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 2日(金)~12月 4日(金)
講座回数
10回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
24,652円
定員
50
その他
ビジター価格 28,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
2016 年に徳川家康没後400 年を迎えます。徳川家康は、265 年間という世界史上稀にみる泰平の世の礎を築きました。公益財団法人徳川記念財団が提供する本講座は2013、14 年につづき「徳川の平和」とよばれる江戸時代を見つめなおします。現代日本における理想のリーダーとして、江戸時代の優れた君主(将軍・藩主)=「明君」が紹介されるときがあります。たとえば改革を進めた8 代将軍吉宗、米沢藩主の上杉鷹山などはよく知られています。本講座では「明君」という視点から徳川将軍家・江戸時代を考えます。

【講義概要】
「明君」とは実在した将軍や大名であり、将軍家、各大名家とも江戸時代に十数代を重ねています。後世に藩祖や中興の祖と評される君主は、全国に広げれば相当数にのぼります。ゆえに「明君」と評される君主の言動などの記録は各地に残され、また地域に伝説が広がっています。つまり「明君」とは当時における理想の君主のありようを反映したもので、実は虚実が混在したものでもあります。他方「暗君」と評される人物もいますし、奥方を評した記録も存在します。本講座では、こうした虚実が混在して評される記録(明君録)、伝説を歴史資料としてみるとらえ方を当時の時代背景や実像をふまえて紹介いたします。

【各回の講義予定】
第1回 2015/10/ 2(金) 徳川将軍とリーダー像
第2回 2015/10/ 9(金) 書画からみる徳川将軍の治世・人となり
第3回 2015/10/16(金) 読まれる徳川将軍家ゆかりの女性
第4回 2015/10/23(金) 家康伝説の広がり
第5回 2015/10/30(金) 地域のなかの徳川家康
第6回 2015/11/ 6(金) 徳川家光の生い立ちと将軍職
第7回 2015/11/13(金) 「聖君」家光の政治的達成と挫折
第8回 2015/11/20(金) 「明君」の時代
第9回 2015/11/27(金) 「改革」の時代
第10回 2015/12/ 4(金) 明暗の分かれ目 ― 徳川歴代将軍評価の変遷を探る

備考

【ご受講に際して】
◆受講料にはテキスト代が含まれます。
◆パンフレット記載の履修単位数に誤りがございましたのでご確認下さい。
【正⇒2単位 誤⇒1単位】

【テキスト・参考図書】
テキスト
『徳川将軍の書画』(公益財団法人徳川記念財団)(900円)※初回に教室で配布します(受講料に含まれます)。

講師陣

名前 ?川 恒孝
肩書き 公益財団法人?川記念財団理事長
プロフィール 1940年生まれ。徳川宗家十八代当主。学習院大学政経学部政治学科卒業。日本郵船副社長を経て顧問。現在、公益財団法人徳川記念財団理事長、公益財団法人WWF世界自然保護基金ジャパン会長、社団法人東京慈恵会会長、公益財団法人斯文会名誉会長。著書に『江戸の遺伝子』(PHP研究所)など。
名前 ?川 家広
肩書き 公益財団法人?川記念財団特別参与、翻訳家
プロフィール 1965年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、ミシガン大学大学院にて経済学修士号を取得。その後帰国して翻訳家に。2009年10月に経済評論『バブルの興亡』を講談社より刊行。
名前 野村 玄
肩書き 防衛大学校准教授
プロフィール 1976年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専攻は日本近世政治史。著書に『日本近世国家の確立と天皇』(清文堂、2006年)、『徳川家光-我等は固よりの将軍に候-』(ミネルヴァ書房、2013年)、『天下人の神格化と天皇』(思文閣出版、2015年)がある。
名前 小関 悠一郎
肩書き 千葉大学教育学部准教授
プロフィール 1977年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現在千葉大学教育学部准教授。専門は日本近世史。著書に、『〈明君〉の近世―学問・知識と藩政改革』(吉川弘文館、2012年)、『藩地域の政策主体と藩政―信濃国松代藩地域の研究II』(岩田書院、2008年、共編著)、『よみがえる江戸時代の村田―山田家文書からのメッセージ』(東北アジア研究センター、2014年、共編著)。
名前 望月 良親
肩書き 岐阜市歴史博物館学芸員
プロフィール 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。徳川記念財団研究員などを経て現職。専門は日本近世史。論文に「読まれる女性たち―「将軍外戚評判記」と「大名評判記」」(『書物出版と社会変容』第8号、2010年)、「日本近世都市史研究の現在」(『歴史評論』第763号、2013年)など。
名前 夏目 琢史
肩書き 一橋大学附属図書館助教
プロフィール 1985年生まれ。一橋大学大学院博士後期課程単位修得。公益財団法人徳川記念財団研究員を経て、現在、足立区立郷土博物館専門員。著書に『アジールの日本史』(同成社、2009年)。
名前 野本 禎司
肩書き 公益財団法人?川記念財団専任研究員、京都造形芸術大学講師
プロフィール 1977年生まれ。一橋大学大学院博士後期課程単位修得。杉並区教育委員会嘱託員(文化財担当)を経て、現職。専門は日本近世史。論文に「江戸時代における国家官僚=旗本家の特権構造」(荒武賢一朗編『近世史研究と現代社会』清文堂出版、2011年)、「留守居からみる大奥の世界」(大石学編『時代考証の窓から』東京堂出版、2009年)など。
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