講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-30 / 経済:その他教養 / 学内講座コード:130706
企業社会の建前と裏面 自由奔放な株式会社とコーポレート・ガバナンスの限界
- 開催日
- 10月 7日(水)~12月 9日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
日本版の企業のガバナンス・コードがスタートしました。国際的な観点から日本は奈辺にあるかを議論します。同時に、会社の歴史を追いながら、財務諸表中心の議論から統合報告書の議論に動き出そうとする背景を明らかにしたいと思います。
【講義概要】
笛が鳴っている間は踊り続けるのが企業。目の前の利益追求というニンジンと背中を押す技術革新というムチ。青雲の志で挑む企業の姿は美しいですが、白髪の年になって振り返ってみる企業は何ともいえないエニグマ。そして、企業スキャンダルはモグラのようにあちこちに現れます。昔も今もこれからも…。その企業の動向は、外部から監査する人々の眼にどのように映っているかを中心に、歴史的、国際的な観点から企業の問題を取り上げます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/10/ 7(水) 国際的に見た今日の経済社会のガバナンス構造とコーポレート・ガバナンス
第2回 2015/10/14(水) 株主の有限責任の陰に隠れた株式会社の無責任と株式会社の歴史
第3回 2015/10/21(水) 株式会社の統治の仕組み(コーポレート・ガバナンスの国際比較)とソフト・ローの世界
第4回 2015/10/28(水) 会計監査人と監査役の違い
第5回 2015/11/ 4(水) 会計監査人に対する2000年代の2つの批判
第6回 2015/11/11(水) 会計監査人に対する2000年代の批判と同情
第7回 2015/11/18(水) 会計監査とその側面・裏面・底辺
第8回 2015/11/25(水) カネボウ事件、オリンパス事件等
第9回 2015/12/ 2(水) コーポレート・ガバナンス(仏造って魂入れず)と「私の履歴書」の面白さ
第10回 2015/12/ 9(水) 効率とワンマン、中華風の「家族事業」、韓国風の「財閥方式」
日本版の企業のガバナンス・コードがスタートしました。国際的な観点から日本は奈辺にあるかを議論します。同時に、会社の歴史を追いながら、財務諸表中心の議論から統合報告書の議論に動き出そうとする背景を明らかにしたいと思います。
【講義概要】
笛が鳴っている間は踊り続けるのが企業。目の前の利益追求というニンジンと背中を押す技術革新というムチ。青雲の志で挑む企業の姿は美しいですが、白髪の年になって振り返ってみる企業は何ともいえないエニグマ。そして、企業スキャンダルはモグラのようにあちこちに現れます。昔も今もこれからも…。その企業の動向は、外部から監査する人々の眼にどのように映っているかを中心に、歴史的、国際的な観点から企業の問題を取り上げます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/10/ 7(水) 国際的に見た今日の経済社会のガバナンス構造とコーポレート・ガバナンス
第2回 2015/10/14(水) 株主の有限責任の陰に隠れた株式会社の無責任と株式会社の歴史
第3回 2015/10/21(水) 株式会社の統治の仕組み(コーポレート・ガバナンスの国際比較)とソフト・ローの世界
第4回 2015/10/28(水) 会計監査人と監査役の違い
第5回 2015/11/ 4(水) 会計監査人に対する2000年代の2つの批判
第6回 2015/11/11(水) 会計監査人に対する2000年代の批判と同情
第7回 2015/11/18(水) 会計監査とその側面・裏面・底辺
第8回 2015/11/25(水) カネボウ事件、オリンパス事件等
第9回 2015/12/ 2(水) コーポレート・ガバナンス(仏造って魂入れず)と「私の履歴書」の面白さ
第10回 2015/12/ 9(水) 効率とワンマン、中華風の「家族事業」、韓国風の「財閥方式」
備考
【ご受講に際して】
◆エンロン事件への関心、サムスンの独特な統治スタイルに対する関心、外部監査人と監査役の違いというような関心さえあれば受講できます。
◆教科書の代わりに、講義の冒頭で北村の最近のペーパーのコピーを配付して、企業社会の問題が国際論議の中でどのような位置を占めているかを分かり易く説明します。
◆補講の場合は、12/16に実施します。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『「監査をめぐる国際論議」会計・監査ジャーナル』(日本公認会計士協会)(1,700円)(ISBN:15331-03)雑誌〔15331-03~06で連載〕
『株式会社』(ランダムハウス講談社クロノス選書)(2,000円)(ISBN:9784270001516)
『会社はだれのものか』(平凡社)(1,400円)(ISBN:9874582832709)
『コーポレートガバナンス入門』(金融財政事情研究会)(1,600円)(ISBN:9784322121643)
『監査論』(中央経済社)(2,200円)(ISBN:9784502082702)
『会計と監査の世界』(税務経理協会)(2,000円)(ISBN:9784419057077)
『『IFRSの基本』』(日本経済新聞社 日経文庫ビジュアル)(1,000円)(ISBN:9874532119126)
◆エンロン事件への関心、サムスンの独特な統治スタイルに対する関心、外部監査人と監査役の違いというような関心さえあれば受講できます。
◆教科書の代わりに、講義の冒頭で北村の最近のペーパーのコピーを配付して、企業社会の問題が国際論議の中でどのような位置を占めているかを分かり易く説明します。
◆補講の場合は、12/16に実施します。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『「監査をめぐる国際論議」会計・監査ジャーナル』(日本公認会計士協会)(1,700円)(ISBN:15331-03)雑誌〔15331-03~06で連載〕
『株式会社』(ランダムハウス講談社クロノス選書)(2,000円)(ISBN:9784270001516)
『会社はだれのものか』(平凡社)(1,400円)(ISBN:9874582832709)
『コーポレートガバナンス入門』(金融財政事情研究会)(1,600円)(ISBN:9784322121643)
『監査論』(中央経済社)(2,200円)(ISBN:9784502082702)
『会計と監査の世界』(税務経理協会)(2,000円)(ISBN:9784419057077)
『『IFRSの基本』』(日本経済新聞社 日経文庫ビジュアル)(1,000円)(ISBN:9874532119126)
講師陣
名前 | 北村 歳治 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 出身校:東京大学、オックスフォード大学院。大蔵省、IMF等を経て2007年~2014年まで公益監視委員会ボードメンバー。専攻は金融経済論。主な著書・論文等:『オリエンタル・トレード』(1997年)、『中央アジア経済』(1999年)、「市場利子率の機能分析」(2006年)、「ネット金融サービスとその担い手」(2007年)、『現代のイスラム金融』(2008年、共著)、「近年における金融分野の基調的な変化」(2014年)。 |