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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-09-20 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:130370

「格差」からみる現代中国(2) 作られる中国のイメージを考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月27日(日)~11月 1日(日)
講座回数
6回
時間
10:00~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
20,073円
定員
30
その他
ビジター価格 23,054円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
中国は脅威だ、崩壊する、市民社会化の序章が始まったなど、日本における中国のイメージは、中国は行き詰まっており、社会転換を経なければ「とんでもないこと」が起こると思わせるものがとても多いです。これらの論調は、現代中国の人権弾圧、軍タカ派の台頭、経済の停滞、海洋進出などについて、戦前の日本と重ね合わせているようにも見えます。そこで、この講義では、日本において作られる中国のイメージについて分析し、中国と、そして私たちがこれらの中国のイメージとどう向き合っていくべきかを一緒に考えてみたいと思います。

【講義概要】
この講義では、経済学、社会学および法学の観点から、日本において作られる中国のイメージの仕組みとそれに対応する中国社会の実態について、「格差」をキーワードに迫ります。講師3名は、いずれも新進気鋭の若手の中国研究者であり、この講座で取り上げる各論点について、各専門領域を通して分析しています。講義では具体的な事例を紹介し、その仕組みについて、日本ではあまり知られていない、または報道されていない視点から解説して頂きます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 9/27(日) 御手洗担当「南沙・尖閣問題に見るイメージ作り」
第2回 2015/10/ 4(日) 吉冨担当「中国の不動産市場はバブルか」
第3回 2015/10/11(日) 吉冨担当「中国経済の発展は日本にとって脅威か」
第4回 2015/10/18(日) 西本担当「中国メディアと国内世論」
第5回 2015/10/25(日) 西本担当「中国人の対日観」
第6回 2015/11/ 1(日) 御手洗担当「作られる中国のイメージとの付き合い方」

講師陣

名前 御手洗 大輔
肩書き 千葉商科大学講師
プロフィール 1978年山口県生まれ。東京大学法学政治学研究科博士課程総合法政専攻単位取得退学。修士(法学・早稲田大学)。専門分野は、現代中国法、現代中国の権利論。主要業績に、「日本における現代中国法学について」(『比較法学』45-2)、「労働者概念の転換と現代中国法」『転換期中国の政治と社会集団』(国際書院、2013年)などがある。
名前 吉冨 拓人
肩書き 横浜国立大学講師
プロフィール 1973年生まれ。横浜国立大学大学院国際開発研究科(博士課程)単位取得満期退学。博士(学術・横浜国立大学)。在中国日本大使館で専門調査員として勤務後、名古屋市立大学、二松学舎大学で非常勤講師。主な著作に『シリーズ都市再生2 持続可能性を求めて』(日本経済評論社・共著)など。
名前 西本 紫乃
肩書き 元外務省専門調査員
プロフィール 1972年広島生まれ。中国系、日系航空会社勤を経て元外務省専門調査員(在中国日本国大使館)。広島大学大学院博士後期課程単位満了退学。専門は日中異文化コミュニケーション、現代中国社会、中国メディア、中国インターネット事情。著書に『モノ言う中国人』(集英社新書)。現在、時事通信社「e-World」、朝日新聞社「WEB新書」に中国メディアの論調について執筆中。
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