講座詳細情報
申し込み締切日:2015-09-22 / 文学 / 学内講座コード:130111
『土佐日記』を読む
- 開催日
- 9月29日(火)~12月 8日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
作品の内容を鑑賞するのにとどまらず、和歌や散文の表現の中に織り込まれた「言葉遊び」の要素や、歌人である作者の表現へのこだわり、作者の実体験そのものではない虚構の要素にも目を向けていきます。併せて、その後に成立した女流日記への展開も視野に入れたいと考えています。
【講義概要】
「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」という、作者を女性に仮託した有名な冒頭文ではじまる『土佐日記』は、『古今和歌集』の撰者でもある歌人紀貫之が、土佐の国司の任を終えて帰京する際の旅の日記で、仮名で書かれた最初の日記作品として知られています。五十五日にも及ぶ困難な船旅での様々な人間模様や、土佐で亡くなった幼い娘への哀惜の思いなどがつづられています。今回の講座では、本文を丁寧に読解しながら全編を読み通します。
作品の内容を鑑賞するのにとどまらず、和歌や散文の表現の中に織り込まれた「言葉遊び」の要素や、歌人である作者の表現へのこだわり、作者の実体験そのものではない虚構の要素にも目を向けていきます。併せて、その後に成立した女流日記への展開も視野に入れたいと考えています。
【講義概要】
「男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり」という、作者を女性に仮託した有名な冒頭文ではじまる『土佐日記』は、『古今和歌集』の撰者でもある歌人紀貫之が、土佐の国司の任を終えて帰京する際の旅の日記で、仮名で書かれた最初の日記作品として知られています。五十五日にも及ぶ困難な船旅での様々な人間模様や、土佐で亡くなった幼い娘への哀惜の思いなどがつづられています。今回の講座では、本文を丁寧に読解しながら全編を読み通します。
備考
【ご受講に際して】
◆ 2011 年春学期の同名講座と、ほぼ重なる内容です。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『新潮日本古典集成 土佐日記 貫之集』(新潮社)(3,600円)(ISBN:978-4-10-620380-0)
◆ 2011 年春学期の同名講座と、ほぼ重なる内容です。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『新潮日本古典集成 土佐日記 貫之集』(新潮社)(3,600円)(ISBN:978-4-10-620380-0)
講師陣
名前 | 田畑 千恵子 |
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肩書き | エクステンションセンター講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(特に『枕草子』・日記文学)。早稲田大学文学部ほか複数の大学で、講師として学部生の指導を担当。主な論文は、「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集 四』有精堂)・「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。 |