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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-06-30 / 日本史 / 学内講座コード:320201

平安京から見た日本史 〈千年の都〉王統革命・戦争・災害

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 7日(火)~ 9月 1日(火)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
18,922円
定員
30
その他
ビジター価格 21,773円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
藤原道長と同時代の武者、源頼光の土蜘蛛退治の物語を読み解くことを導入として、〈千年の都〉平安京を舞台に、理想と現実との懸け橋がいかになされてきたかを歴史のなかに探り、学ぶ講義です。

【講義概要】
〈千年の都〉と呼ばれる平安京は、雅な王朝文学の世界を想起させる舞台です。しかし一方、遷都から二百年を経ないうちに、その過半が荒廃し田園化してしまった都でもあります。そこに生まれるのは、あたかも「かのように」理想を装いつつ、現実にも折り合いを付けた文化です。嵯峨天皇の時、もう都は動かさないと決めましたが、しかし都は、理想と現実のはざ間で、たえず姿態転換をしていきます。その動態を追うことで、日本史、日本文化の特色を浮き彫りにしていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/ 7(火) 導入 ― 頼光物『土蜘蛛草紙絵巻』(重文)を読み解く
第2回 2015/ 7/14(火) 歌われた王統革命 ― 長岡・平安遷都の背景
第3回 2015/ 7/21(火) 平安京のブラックホール ― 百鬼夜行と神泉苑
第4回 2015/ 7/28(火) 平安宮の構造から見た日本型権力
第5回 2015/ 8/ 4(火) 平安京と市場 ― 密着!検非違使(けびいし)の職務
第6回 2015/ 8/18(火) 平安京と災害 ― 鴨長明『方丈記』の読み方
第7回 2015/ 8/25(火) 平安京と戦争 ― 最大の京都攻略法とは何か
第8回 2015/ 9/ 1(火) 改造される京都 ― 豊臣秀吉と帝国京都博物館

講師陣

名前 東島 誠
肩書き 聖学院大学教授
プロフィール 1967年大阪生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門分野は、日本中世史を中心に古代から近・現代に及ぶ。著書に『自由にしてケシカラン人々の世紀』(講談社選書メチエ)、『〈つながり〉の精神史』(講談社現代新書)等。また、與那覇潤との共著に『日本の起源』(太田出版)がある。
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