講座詳細情報
申し込み締切日:2015-07-03 / 日本史 / 学内講座コード:221106
徳川家康没後400年記念「東照宮から見る江戸時代」
- 開催日
- 7月10日(金)~ 9月 4日(金)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 20,539円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 23,390円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
2016年に徳川家康没後400年を迎えます。徳川家康は、265年間という世界史上稀にみる泰平の世の礎を築きました。本講座でも2013、14年につづき「徳川の平和」とよばれる江戸時代を見つめなおします。東照宮は、東照大権現(徳川家康)を祭神として祀る神社のことです。日光東照宮、久能山東照宮をはじめ、全国各地の諸大名や民衆が東照宮を勧請しました。本講座では、徳川将軍家の権威の源泉であり、人々から信仰を集めた東照宮を様々な視点から紹介し、江戸時代の一端を概観します。
【講義概要】
元和2年(1616)、徳川家康は駿府で死去し、久能山へ埋葬されました。翌年、遺言により日光へ移葬され、東照大権現として日光に祀られました。正保2年(1645)に後光明天皇から宮号が勅許され、国家的神社である伊勢神宮・石清水八幡宮に並ぶ東照宮が成立しました。東照宮は、全国の諸大名から民衆に至るさまざまな人々から勧請され、多くの信仰を集めました。本講座では、国家鎮護として祀られた東照大権現、天下泰平の象徴である東照宮を様々な角度からご紹介します。東照宮の総論に加え、日光や川越など地域における東照宮、朝廷から日光東照宮に派遣された日光例幣使や東照宮に至る街道や名所について講じます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/10(金) 日光東照宮建立―国土戦略の中の「聖地」選定
第2回 2015/ 7/17(金) 各地の東照宮
第3回 2015/ 7/24(金) 日光例幣使の参向
第4回 2015/ 7/31(金) 寛政の改革と日光神領
第5回 2015/ 8/ 7(金) 東照宮と地域社会
第6回 2015/ 8/21(金) 幕臣の日光観光
第7回 2015/ 8/28(金) 日光御成街道と将軍社参
第8回 2015/ 9/ 4(金) 日光東照宮と将軍社参
2016年に徳川家康没後400年を迎えます。徳川家康は、265年間という世界史上稀にみる泰平の世の礎を築きました。本講座でも2013、14年につづき「徳川の平和」とよばれる江戸時代を見つめなおします。東照宮は、東照大権現(徳川家康)を祭神として祀る神社のことです。日光東照宮、久能山東照宮をはじめ、全国各地の諸大名や民衆が東照宮を勧請しました。本講座では、徳川将軍家の権威の源泉であり、人々から信仰を集めた東照宮を様々な視点から紹介し、江戸時代の一端を概観します。
【講義概要】
元和2年(1616)、徳川家康は駿府で死去し、久能山へ埋葬されました。翌年、遺言により日光へ移葬され、東照大権現として日光に祀られました。正保2年(1645)に後光明天皇から宮号が勅許され、国家的神社である伊勢神宮・石清水八幡宮に並ぶ東照宮が成立しました。東照宮は、全国の諸大名から民衆に至るさまざまな人々から勧請され、多くの信仰を集めました。本講座では、国家鎮護として祀られた東照大権現、天下泰平の象徴である東照宮を様々な角度からご紹介します。東照宮の総論に加え、日光や川越など地域における東照宮、朝廷から日光東照宮に派遣された日光例幣使や東照宮に至る街道や名所について講じます。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 7/10(金) 日光東照宮建立―国土戦略の中の「聖地」選定
第2回 2015/ 7/17(金) 各地の東照宮
第3回 2015/ 7/24(金) 日光例幣使の参向
第4回 2015/ 7/31(金) 寛政の改革と日光神領
第5回 2015/ 8/ 7(金) 東照宮と地域社会
第6回 2015/ 8/21(金) 幕臣の日光観光
第7回 2015/ 8/28(金) 日光御成街道と将軍社参
第8回 2015/ 9/ 4(金) 日光東照宮と将軍社参
備考
【ご受講に際して】
◆受講料にはテキスト代が含まれます。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『日光東照宮と将軍社参』(公益財団法人徳川記念財団)(1,000円)初回に教室で配付します(受講料に含まれます)。
◆受講料にはテキスト代が含まれます。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『日光東照宮と将軍社参』(公益財団法人徳川記念財団)(1,000円)初回に教室で配付します(受講料に含まれます)。
講師陣
名前 | 德川 恒孝 |
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肩書き | 公益財団法人德川記念財団理事長 |
プロフィール | 1940年生まれ。徳川宗家十八代当主。学習院大学政経学部政治学科卒業。日本郵船副社長を経て顧問。現在、公益財団法人徳川記念財団理事長、公益財団法人WWF世界自然保護基金ジャパン会長、社団法人東京慈恵会会長、公益財団法人斯文会名誉会長。著書に『江戸の遺伝子』(PHP研究所)など。 |
名前 | 德川 家広 |
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肩書き | 公益財団法人德川記念財団特別参与、翻訳家 |
プロフィール | 1965年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、ミシガン大学大学院にて経済学修士号を取得。その後帰国して翻訳家に。2009年10月に経済評論『バブルの興亡』を講談社より刊行。 |
名前 | 栗原 健一 |
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肩書き | 立正大学非常勤講師 |
プロフィール | 1971年生まれ。立正大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学、立正大学)。現在、立正大学非常勤講師、公益財団法人徳川黎明会徳川林政史研究所非常勤研究員、熊谷市教育委員会市史編さん室嘱託。主な著作に「近世備荒貯蓄の形成と村落社会」(『関東近世史研究』63号、2007年)、「近世土豪百姓の土地所持と村外分家の創出」(関東近世史研究会編『関東近世史研究論集』1、岩田書院、2012年)、「秋田藩における山村の備荒貯蓄」(徳川林政史研究所『研究紀要』48号、2014年)など。 |
名前 | 坂本 達彦 |
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肩書き | 國學院大學栃木短期大学准教授 |
プロフィール | 1976年生まれ。國學院大學大学院博士課程後期修了。博士(歴史学)。館林市史近世部会調査員。第1回徳川奨励賞受賞。近年の業績は『下野新聞新書8 栃木文化への誘い』(共著、下野新聞社)、「幕末維新期における信州高島藩林目付の活動」(『栃木史学』28号、2014年)など。 |
名前 | 杉山 哲司 |
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肩書き | 公益財団法人德川記念財団研究員 |
プロフィール | 1990年生まれ。國學院大學大学院博士前期課程修了。専門は日本近世史。公益財団法人徳川記念財団研究生を経て現在に至る。 |