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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-08-14 / その他教養 / 学内講座コード:120407

仏教の「こころ」と「かたち」【午後クラス】 観音菩薩

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月21日(金)~ 9月11日(金)
講座回数
4回
時間
13:30~15:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,386円
定員
60
その他
ビジター価格 16,546円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
仏像は全身で仏の教えを表しています。この講座では、仏像の背後にある思想を経典に基づいて考察するとともに、造形の特徴を地域ないし時代別に学習することで、仏像の「こころ」と「かたち」を総合的に把握します。

【講義概要】
今回は観音菩薩を取り上げます。観音菩薩は、われわれをこの世の災難から救い、あらゆる願いを成就してくれる菩薩として、広く信仰されています。
観音菩薩に関する代表的な経典には、観音の功徳と方便を説く『観音経』(『法華経』観世音菩薩普門品)や、十一面観音の神呪や供養法を説く『十一面神呪経』などがあります。前半では、これらの経典を読み解きながら、観音信仰の「こころ」を探求します。
観音菩薩の造形は、インドにおいて髭のある筋肉質の表現で始まり、日本にたどり着くと髪の長い女性の表現に変化します。各地域で求められた観音菩薩のかたちとは何かをスライドを用いて分かりやすく解説します。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 8/21(金) 観音菩薩の誕生 ― 慈悲のかたち ―
第2回 2015/ 8/28(金) 変化する観音菩薩 ― 救済のかたち ―
第3回 2015/ 9/ 4(金) 観音菩薩とは誰か―『観音経』を読む ―
第4回 2015/ 9/11(金) 観音への祈り―『十一面神呪経』を読む ―

講師陣

名前 村松 哲文
肩書き 駒澤大学教授
プロフィール 1967年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学会津八一記念博物館勤務を経て現職。専門は仏教美術史、禅美術。共著『すぐわかる東洋の美術』(東京美術)、『興福寺―美術史研究のあゆみ―』(里文堂)、監修『わかいい、キレイ、かっこいい、楽しい仏像のみかた』(日本文芸社)など。
名前 吉村 誠
肩書き 駒澤大学教授
プロフィール 1969年生まれ。出身地:東京都。出身校:早稲田大学大学院。専攻分野:中国仏教、唯識学。著書:『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版、2013年)。訳書:『続高僧伝I』(大蔵出版、2012年)。主な論文:「唯識の思想史的意義」(『新アジア仏教史7 中国II 隋唐』、佼成出版社、2010年)、「中国唯識思想史の展開」(『シリーズ大乗仏教7 唯識と瑜伽行』、春秋社、2012年)、「玄奘と『般若心経』」(『仏教史学研究』56-2、2014年)など。
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