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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-01 / 世界史 / 学内講座コード:310308

入門ヨーロッパ中世史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(水)~ 6月17日(水)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
ヨーロッパ中世史(500年頃―1500年頃)の概説。この時代に主要な三要素(古代ギリシア・ローマの文化伝統、キリスト教、ゲルマン的民族精神)がどのように融合して、近代以降のヨーロッパ社会の原像が出来あがったかを具体的な事実を通して解説する。

【講義概要】
この1000年間の歴史の流れは大きく三段階、前期(500-1000年)、中期(1000-1300年)、後期(1300-1500年)に分けることができる。まず(1)その助走段階とも言うべき中世前期社会を概観し、次いで(2)その最盛期である1200年頃に焦点を当て、一般に“封建社会”と呼ばれる中世社会の基本的な構造を解説する。そして、(3)政治、経済、宗教、それぞれの面からヨーロッパ中世の特徴を史料とDVDを使いながら、具体的に見ていく。最後に(4)中世後期における中世社会の変容とともに近代につながる要素が芽生えてくる過程を見る。

【主な講義内容】
中世の曙:ローマとフランク、カロリング時代
中世社会の基本構造:封建制、農奴制
中世国家と王権、王の権力基盤、王の権威の源泉、王権と貴族、貴族の社会と生活、騎士と騎士道

※4/8、4/15は堀越先生、4/22以降は渡辺先生が担当します。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 8(水) 中世の曙(1):ローマとフランク
第2回 2015/ 4/15(水) 中世の曙(2):カロリング時代
第3回 2015/ 4/22(水) 中世社会の基本構造:封建制
第4回 2015/ 4/29(水) 中世社会の基本構造:農奴制
第5回 2015/ 5/13(水) 中世国家と王権
第6回 2015/ 5/20(水) 王の権力基盤
第7回 2015/ 5/27(水) 王の権威の源泉
第8回 2015/ 6/ 3(水) 王権と貴族
第9回 2015/ 6/10(水) 貴族の社会と生活
第10回 2015/ 6/17(水) 騎士と騎士道

講師陣

名前 堀越 宏一
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1957年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、ナンシー大学大学院博士課程修了。歴史学博士(フランス)。専門分野は中世フランス史。著書に、『中世ヨーロッパの農村世界』(山川出版社)、『中世ヨーロッパ生活誌』(NHK出版)、『ものと技術の弁証法』(岩波書店)など。
名前 渡辺 節夫
肩書き 青山学院大学教授
プロフィール 1947年山梨県生まれ。フランスを中心に「ヨーロッパは一つ」という観点から西欧文明の原点を中世に探るという意味で、政治・経済・宗教を総合的に研究。東京大学大学院の修士課程修了以降、現在に至るまで、専任教員として大学で教養教育と専門双方を並行して担当。3回にわたるフランス留学を経てパリ第一大学で博士号取得。主著は『フランス中世政治権力構造の研究』(東京大学出版会)。
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