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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-03 / 文学 / 学内講座コード:310112

文学作品にみる武蔵野I 明治・大正の文学から

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(金)~ 6月19日(金)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「武蔵野」とか「中央線」といった言葉には、独特の響きがあります。「場所の記憶」「土地への想像力」が、他の場所以上に顕著であるからです。明治から現代に至る文学作品には、そうした「武蔵野」「中央線」の魅力を描いた作品が多く見られます。代表的な作品を辿りつつ、新たな照明を与えて行きたいと思います。

【講義概要】
この講座の出発となった昨年度は、大きな流れがわかるような、さまざまな作家・作品を扱いました。今年度は、概観をお話しするとともに、明治時代では国木田独歩のよく知られた短篇集『武蔵野』、大正時代では武蔵野のはずれ多摩丘陵を舞台にした佐藤春夫の中篇『田園の憂鬱』に眼を注ぎ、この2篇の面白さをやや時間をかけて考えて行きます。なお、昨年と同じように、秋学期講座では、昭和期の作品を扱う予定です。

【主な講義内容】
武蔵野を描く作品 ― 幕末・維新期から/武蔵野は、どこからどこまでか
国木田独歩の武蔵野発見/短篇集『武蔵野』の世界
詩人・歌人たちと中央線沿線
佐藤春夫の描く武蔵野/『田園の憂鬱』の世界

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/10(金) 武蔵野を描く作品 ― 幕末・維新期から
第2回 2015/ 4/17(金) 武蔵野は、どこからどこまでか
第3回 2015/ 4/24(金) 国木田独歩の武蔵野発見
第4回 2015/ 5/ 1(金) 短篇集『武蔵野』の世界・その1
第5回 2015/ 5/15(金) 短篇集『武蔵野』の世界・その2
第6回 2015/ 5/22(金) 短篇集『武蔵野』の世界・その3
第7回 2015/ 5/29(金) 詩人・歌人たちと中央線沿線
第8回 2015/ 6/ 5(金) 佐藤春夫の描く武蔵野
第9回 2015/ 6/12(金) 『田園の憂鬱』の世界・その1
第10回 2015/ 6/19(金) 『田園の憂鬱』の世界・その2

備考

【ご受講に際して】
◆『武蔵野』『田園の憂鬱』を、新しく文庫本でお求めの際は、新潮文庫をお勧めしますが、他のテキストでもかまいません。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『武蔵野』(新潮文庫)(520円)(ISBN:978-4101035017)
『田園の憂鬱』(新潮文庫)(362円)(ISBN:978-4101070018)

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1946年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。早稲田大学文学学術院教授、公益財団法人日本近代文学館専務理事。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)など。岩波書店版『白秋全集』『荷風全集』編集委員。
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