大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
ユーラシア大陸をつないだシルクロード。本講座では、そこにどんな人々が生活し、思想や技術、文物を伝えあったのか、どんな遺跡や遺物が残っているかを探る。

【講義概要】
ユーラシア大陸の各地にのこる遺跡や遺物、発掘された考古学資料や伝世している建築物などを用いて、東西交渉の実際を確かめる。また、現地の博物館や所蔵資料、発掘された遺構や出土遺物などを手掛かりに、当時の交流状況の実態を明らかにする。シルクロードでぜひ見ていただきたい遺跡や遺物、関連資料、博物館などを取り上げ、パワーポイントで示し解りやすく紹介する。
なお、講座の終了時には質問も受け付けますので、疑問のある方は遠慮なく質問してください。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 9(木) 中国王朝の成立（夏・商）とシルクロード
第2回 2015/ 4/16(木) 周と秦王朝期のシルクロード
第3回 2015/ 4/23(木) 前漢と後漢王朝の東西交渉
第4回 2015/ 4/30(木) 三国（魏・呉・蜀）と東西交流
第5回 2015/ 5/14(木) 西晋と東晋と中央アジア
第6回 2015/ 5/21(木) 南北朝と東西交渉
第7回 2015/ 5/28(木) 隋と唐の国際交流
第8回 2015/ 6/ 4(木) 宋・遼・金の東西交渉
第9回 2015/ 6/11(木) モンゴルと元朝のユーラシア交流
第10回 2015/ 6/18(木) 明・清とヨーロッパ

名前	岡内 三眞
肩書き	早稲田大学名誉教授
プロフィール	早稲田大学第一文学部史学科、京都大学大学院文学研究科考古学専攻博士課程修了。京都大学助手、徳島大学助教授をへて早稲田大学文学学術院教授、2013年に退官。シルクロード調査研究所前所長。著書『生態考古学で見る歴史の復原』『新疆トルファンヤールホト古墳群の調査研究』『シルクロードの考古学』(早稲田大学)他。