講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-02 / 日本史 / 学内講座コード:211103
大正・昭和の歴史 「木戸幸一日記 昭和20年」を読む
- 開催日
- 4月 9日(木)~ 6月18日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,652円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,216円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
2015年は、日中戦争および太平洋戦争の終結から70年となります。その終結の年「昭和20年」とは、どのような年だったのでしょうか。思いつくままに挙げてみれば、空襲、疎開、沖縄戦、特攻、原爆、ソ連参戦、降伏、占領、戦犯、民主化、復興などなど、この年に起った出来事は枚挙に暇がありません。近代の日本を語るにしても、また現代の日本を知る上でも、「昭和20年」がひとつの焦点になると言われる所以です。
このような問題意識から、今年度は1年をかけて「昭和20年」という年の歴史の実相を明らかにしていく予定です。
【講義概要】
「昭和20年」を理解するうえで、昭和天皇の側近だった木戸幸一の日記を読み解いていきます。内大臣として政治の中枢にいた木戸の日記には、天皇や政府、軍部の動きが日々詳細に描かれています。今学期はその1月から4月までを対象時期とし、戦争の激化と敗戦へと向う4ヵ月間を分析、考察していきます。木戸の日記をベースにして講座を進めていきますが、その他の手紙や日記、新聞、映像など、同時期の他の資料を駆使して対象の時期を浮き彫りにしていきます。
また「私にとっての昭和20年」という回を授業内に取り入れる予定です。ご自身、あるいは身内の方から聞いた話などを共有することで、この時代への理解を深めたいと思います。
2015年は、日中戦争および太平洋戦争の終結から70年となります。その終結の年「昭和20年」とは、どのような年だったのでしょうか。思いつくままに挙げてみれば、空襲、疎開、沖縄戦、特攻、原爆、ソ連参戦、降伏、占領、戦犯、民主化、復興などなど、この年に起った出来事は枚挙に暇がありません。近代の日本を語るにしても、また現代の日本を知る上でも、「昭和20年」がひとつの焦点になると言われる所以です。
このような問題意識から、今年度は1年をかけて「昭和20年」という年の歴史の実相を明らかにしていく予定です。
【講義概要】
「昭和20年」を理解するうえで、昭和天皇の側近だった木戸幸一の日記を読み解いていきます。内大臣として政治の中枢にいた木戸の日記には、天皇や政府、軍部の動きが日々詳細に描かれています。今学期はその1月から4月までを対象時期とし、戦争の激化と敗戦へと向う4ヵ月間を分析、考察していきます。木戸の日記をベースにして講座を進めていきますが、その他の手紙や日記、新聞、映像など、同時期の他の資料を駆使して対象の時期を浮き彫りにしていきます。
また「私にとっての昭和20年」という回を授業内に取り入れる予定です。ご自身、あるいは身内の方から聞いた話などを共有することで、この時代への理解を深めたいと思います。
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『「木戸幸一日記」下巻』(東京大学出版会)
参考図書
『「木戸幸一日記」下巻』(東京大学出版会)
講師陣
名前 | 望月 雅士 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学教育学部講師。専門は日本近現代政治史。共編著書に『風見章日記・関係資料』(みすず書房)、『枢密院の研究』(吉川弘文館)ほか。 |