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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-01 / 経済:その他教養 / 学内講座コード:110707

マネーの変遷と進化、そして今日の混迷 貝からビット・コインへ------その先に待ちうけているもの

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(水)~ 6月17日(水)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
マネーは貝貨からビット・コインへ。しかし、偽札・マネロン、ドル・ユーロ、円・人民元の抗争、量的緩和等々、議論は尽きません。この講義では、混迷する経済の中を漂うマネーの変遷を追い、底流に流れる基本的な要素と今後の行方を議論します。

【講義概要】
「金融」と聞いただけでウンザリする人が増えています。「金融資産とあまり縁がないから」、「最近の動きはよく分からないから」というのが主な理由でしょう。しかし、(夫婦のように)それと同居しなければならないのが現代の宿命。マネーの歴史を踏まえ、今日の各種マネーを整理し、今後の展望を開きたいと考えます。長年の金融監督、各国での体験、最近の金融経済論の講義等を踏まえて、質疑を中心に分かり易く議論を進めたいと考えています。また、先進国の溢れるマネーという金融問題も取り上げます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 8(水) 通貨・貨幣・紙幣・現金等々の基礎概念
第2回 2015/ 4/15(水) ハードカレンシーは硬貨なのか?諸通貨の序列(ヒエラルヒー)
第3回 2015/ 4/22(水) ドルの弱体化と最近の回復、90年代のルーブルの凋落とユーロの胎動
第4回 2015/ 4/29(水) ドル圏とユーロ圏、ポンド圏、円圏、RMB圏、そして公的マネーSDR圏
第5回 2015/ 5/13(水) ハイパー・インフレとデフレ
第6回 2015/ 5/20(水) 為替レートと介入(なぜ、東日本大震災直後に円高?)
第7回 2015/ 5/27(水) バーチャル・マネー(ビット・コイン等)と伝統的なマネーの混淆
第8回 2015/ 6/ 3(水) マネタイゼーション(貨幣の浸透と政府債務のファイナンスの二意とそれぞれの歴史)
第9回 2015/ 6/10(水) 岩井克人教授の「貨幣論」と近年の貨幣論議
第10回 2015/ 6/17(水) 「負債」と「貪欲」が罪悪視されなくなった昨今と「足るを知る」

備考

【ご受講に際して】
◆教科書については、初回の講義の際に、講師よりお伝えする予定です。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『21世紀の貨幣論』(東洋経済新報社)(2,600円)(ISBN:978-4-492-65465-1)初版
『マネーの進化史』(早川書房)(2,700円)(ISBN:978-4-15-209095-9)初版
『知っておきたい「お金」の世界史』(角川ソフィア文庫)(552円)(ISBN:978-4-04-4064105)文庫版
『貨幣の経済学』(集英社)(2,300円)(ISBN:978-4-08-780506-2)
『貨幣論』(ちくま学芸文庫)(840円)(ISBN:4-480-08411-8)文庫版

講師陣

名前 北村 歳治
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 出身校:東京大学、オックスフォード大学院。大蔵省、IMF等を経て公益監視委員会ボードメンバー。専攻は金融経済論。主な著書・論文等:『オリエンタル・トレード』(1997年)、『中央アジア経済』(1999年)、「市場利子率の機能分析」(2006年)、「ネット金融サービスとその担い手」(2007年)、『現代のイスラム金融』(2008年、共著)、「近年における金融分野の基調的な変化」(2014年)。
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