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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-04-01 / 芸術・文化 / 学内講座コード:110414

日本に伝来した中国の仏像を知る 画像で学ぶその楽しみかた

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(水)~ 7月 1日(水)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,652円
定員
30
その他
ビジター価格 27,216円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
日本には、中国製でありながら、日本で国宝や重要文化財などの指定を受けている仏像があります。この講座ではそれら中国伝来の仏像を特集し、日本人の好みとは少しだけ異なるその姿の魅力に迫ります。文化財の指定を受けるほどの素晴らしさと、歴史の生き証人としての価値をきっと理解できるはずです。

【講義概要】
6世紀に仏教が伝来して以降、日本人が最新の流行のモデルとして追い求め模倣してきたのは、アジアの大国、中国の仏像の姿でした。ここ日本には、本国の中国ではすでに失われてしまった仏像をしのばせる貴重な作品が多く伝来しています。それらは、海を渡った遣唐使たちが命がけで持ち帰ってきた仏像だったり、近代の実業家たちが買い求めた仏像だったり。日本へと伝来した経緯は様々で、そのそれぞれに物語があります。この講座では、それらの作品を画像でじっくりと鑑賞しながら、歴代の日中の文化交流の様子を学んでいきます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 4/ 8(水) 小金銅仏(五胡十六国時代・4~5世紀、東京国立博物館など)
第2回 2015/ 4/15(水) 金銅菩薩立像(五胡十六国時代・4世紀、京都藤井有鄰館)
第3回 2015/ 4/22(水) 宋の元嘉14年銘の金銅如来坐像(南北朝時代・5世紀、永青文庫)
第4回 2015/ 4/29(水) 陳の太建元年銘の金銅菩薩立像(南北朝時代・6世紀、東京芸術大学)
第5回 2015/ 5/13(水) 木造観音菩薩立像(隋・6~7世紀、大阪堺市博物館)
第6回 2015/ 5/20(水) 檀像彫刻(唐・7~8世紀、法隆寺、東京国立博物館など)
第7回 2015/ 5/27(水) 宝慶寺石仏群(唐・8世紀、東京国立博物館など)
第8回 2015/ 6/17(水) 兜跋毘沙門天立像(唐・8~9世紀、京都東寺)その2
第9回 2015/ 7/ 1(水) 木造観音菩薩坐像(楊貴妃観音、南宋・13世紀、京都泉涌寺)
第10回 2015/ 7/ 1(水) 木造観音菩薩坐像(楊貴妃観音、南宋・13世紀、京都泉涌寺)

講師陣

名前 楢山 満照
肩書き 早稲田大学講師・桜美林大学講師
プロフィール 1977年埼玉生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は中国古代美術史。おもな論文に「後漢時代四川地域における聖人図像の表現-三段式神仙鏡の図像解釈をめぐって-」(『美術史』美術史学会第163冊)など。
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