講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-01 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:100510
インド仏教へのいざない 仏教の源流をもとめて
- 開催日
- 4月 8日(水)~ 6月17日(水)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 45,144円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 54,432円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
中国、朝鮮と日本に伝来する以前、インドで展開した仏教の基本的な教理のうちのいくつかを、原典にもとづいて理解すること。教理の内容をただしく理解するために、重要な用語については、その言葉の本来の意味を把握すること。
【講義概要】
仏教の思想の歴史をその誕生から時代を追ってたどっていきます。ウパニシャッドに見られる哲学的諸観念への一瞥を経て、仏教教理の解説へとすすみます。仏教に関しては、その流れを初期仏教、アビダルマ、中観、唯識という四つのおおまかな系統に区分し、それぞれの思想圏における中心的関心事のいくつかを取りあげ、それらがたがいにどのように関連するのか、基本的にはいかなる意味をもつのかをかんがえていきます。できれば、仏教的な考えかたを現代のわれわれがどのように受けいれるべきか、あるいはいかにして受けいれることができるか、ということも併せてかんがえてみたいとおもいます。
中国、朝鮮と日本に伝来する以前、インドで展開した仏教の基本的な教理のうちのいくつかを、原典にもとづいて理解すること。教理の内容をただしく理解するために、重要な用語については、その言葉の本来の意味を把握すること。
【講義概要】
仏教の思想の歴史をその誕生から時代を追ってたどっていきます。ウパニシャッドに見られる哲学的諸観念への一瞥を経て、仏教教理の解説へとすすみます。仏教に関しては、その流れを初期仏教、アビダルマ、中観、唯識という四つのおおまかな系統に区分し、それぞれの思想圏における中心的関心事のいくつかを取りあげ、それらがたがいにどのように関連するのか、基本的にはいかなる意味をもつのかをかんがえていきます。できれば、仏教的な考えかたを現代のわれわれがどのように受けいれるべきか、あるいはいかにして受けいれることができるか、ということも併せてかんがえてみたいとおもいます。
備考
【ご受講に際して】
◆思想の内容を解説するためにサンスクリットの単語を紹介しますが、その言語の語学的習熟を目ざすものではありません。
◆仏教のみならずひろく人文科学に関心をお持ちの方がたのご受講を歓迎いたします。
◆2014年度春秋学期の同名講座の内容をベースとして構成されます。
◆思想の内容を解説するためにサンスクリットの単語を紹介しますが、その言語の語学的習熟を目ざすものではありません。
◆仏教のみならずひろく人文科学に関心をお持ちの方がたのご受講を歓迎いたします。
◆2014年度春秋学期の同名講座の内容をベースとして構成されます。
講師陣
名前 | 齋藤 直樹 |
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肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 1962年東京都出身。早稲田大学第一文学部人文専修卒業後、同大学院文学研究科東洋哲学専攻博士課程単位取得満期退学。マールブルク・フィリップス大学外国語文献学専攻にてPhD取得。著書『Das Kompendium der moralischen Vollkommenheiten』 (Indica et Tibetica 38)、論文「慈悲と縁起」「ダルマの自性」「転変としての世界」等がある。研究主題はインド仏教による、世界認識の超克。 |