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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-02-07 / 世界史 / 学内講座コード:340304

四つの眼でみる中央アジア 欧州、ロシア、米国、そして中国の四つの眼と日本からのアプローチ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月14日(土)~ 3月 7日(土)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
9,200円
定員
30
その他
ビジター価格 10,500円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
旧ソ連邦の崩壊後に苦難を舐めてきた中央アジア諸国は、その後、なぜ近年になって専制的な政治経済運営に陥ってきたのか? その過程を、主要国や国際機関等の視点をも踏まえて客観的にたどり、中央アジアの今後を展望します。

【講義概要】
メガネをかけた四つ眼の伴天連に肝をつぶした織豊時代。ティムールの余韻さめやらぬその頃の中央アジアには、自分達だけを見つめる一つの眼しかありませんでした。
その後、中央アジアを見つめたのは、まず領土の確保のためのロシアと清の眼。続いて、国際的な覇権の視点に立った英国等の欧州の眼。そして、ソ連邦が崩壊した今日の世界では、欧・米・ロ・中国の複雑極まる四つの眼がぎらついています。
ソ連邦崩壊の後に真摯に社会経済の改革に取り組もうとしたはずの中央アジア指導者は、今では、「権力は腐敗する」という政治原理が示すような状況に向かっています。その中で、日本のアプローチは、何をどのように捉えるべきなのでしょうか? 受講者の意見にも耳を傾けながら、議論を進めていく予定です。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 2/14(土) ソ連邦崩壊直後の中央アジアの政治リーダー
第2回 2015/ 2/21(土) 経済状況と通貨情勢の展開
第3回 2015/ 2/28(土) 宗教はアヘンという立場のロシア革命以降のイスラム
第4回 2015/ 3/ 7(土) 中央アジアを取り込もうとする動き

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『中央アジアを知るための60章』(明石書店)(2,000円)(ISBN:978-4750331379)(宇山 智彦 著/第2版)
参考図書
『朝倉世界地理講座(5)中央アジア』(朝倉書店)(17,000円)(ISBN:978-4254167955)

講師陣

名前 北村 歳治
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 出身校:東京大学、オックスフォード大学院。大蔵省、IMF等を経て公益監視委員会ボードメンバー。専攻は金融経済論。主な著書・論文等:『オリエンタル・トレード』(1997年)、『中央アジア経済』(1999年)、「市場利子率の機能分析」(2006年)、「ネット金融サービスとその担い手」(2007年)、『現代のイスラム金融』(2008年、共著)、「近年における金融分野の基調的な変化」(2014年)。
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