講座詳細情報
申し込み締切日:2015-01-01 / 世界史 / 学内講座コード:340302
朝鮮王朝史 500年の王朝史を知るための基礎知識
- 開催日
- 1月 8日(木)~ 1月29日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,200円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,500円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
1392年、李成桂は即位し、翌年「朝鮮」の国号が定まった。その後1910年に日本に併合されるまで、500年あまり続いた朝鮮王朝では、両班士族が担い手になった儒教文化がさかえ、それが現在の韓国の重要な伝統を形成している。本講座では、儒教を視野にいれながら、朝鮮王朝を理解するために重要なトピックを選んで、朝鮮王朝の歴史を学んでいきたい。
【講義概要】
まずはじめに、いわば総論として朝鮮王朝のさまざまな階層、身分のなかで両班士族の位置づけを考え、それがどのような存在であったかを考察する。そして朝鮮王朝建国の過程やその後の状況を政治史的にあとづける。さらに壬辰・丁酉倭乱(豊臣秀吉による朝鮮侵入、文禄・慶長の役)、丁卯・丙子胡乱(清による朝鮮侵入)が朝鮮社会に与えた衝撃を考える。最後に韓流時代劇鑑賞には必須の知識である「党争」(朋党間の争い)についてやや詳しく検討する。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/ 8(木) 儒教の担い手両班士族
第2回 2015/ 1/15(木) 朝鮮王朝の建国
第3回 2015/ 1/22(木) 倭乱、胡乱と朝鮮社会
第4回 2015/ 1/29(木) 朋党の争い
1392年、李成桂は即位し、翌年「朝鮮」の国号が定まった。その後1910年に日本に併合されるまで、500年あまり続いた朝鮮王朝では、両班士族が担い手になった儒教文化がさかえ、それが現在の韓国の重要な伝統を形成している。本講座では、儒教を視野にいれながら、朝鮮王朝を理解するために重要なトピックを選んで、朝鮮王朝の歴史を学んでいきたい。
【講義概要】
まずはじめに、いわば総論として朝鮮王朝のさまざまな階層、身分のなかで両班士族の位置づけを考え、それがどのような存在であったかを考察する。そして朝鮮王朝建国の過程やその後の状況を政治史的にあとづける。さらに壬辰・丁酉倭乱(豊臣秀吉による朝鮮侵入、文禄・慶長の役)、丁卯・丙子胡乱(清による朝鮮侵入)が朝鮮社会に与えた衝撃を考える。最後に韓流時代劇鑑賞には必須の知識である「党争」(朋党間の争い)についてやや詳しく検討する。
【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/ 8(木) 儒教の担い手両班士族
第2回 2015/ 1/15(木) 朝鮮王朝の建国
第3回 2015/ 1/22(木) 倭乱、胡乱と朝鮮社会
第4回 2015/ 1/29(木) 朋党の争い
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『新版 世界各国史2 朝鮮史』(山川出版社)(3,500円)(ISBN:978-4634413207)
参考図書
『新版 世界各国史2 朝鮮史』(山川出版社)(3,500円)(ISBN:978-4634413207)
講師陣
名前 | 山内 弘一 |
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肩書き | 上智大学教授 |
プロフィール | 1952年東京生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業後、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は朝鮮王朝史、朝鮮儒教。著者に『朝鮮史』(武田 幸男編、山川出版社)、『朝鮮からみた華夷思想』(山川出版社 世界史リブレット、2003年)等がある。 |