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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-01-03 / 日本史 / 学内講座コード:340205

沖縄学への招待 琉球・沖縄の文化・芸能・民俗

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月10日(土)~ 2月28日(土)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
20,400円
定員
30
その他
ビジター価格 23,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
「沖縄」には、世界が集約されているといわれます。琉球・沖縄の歴史・言語・民俗文化・社会などを体系的・総合的に捉える「沖縄学」を学ぶことで、なぜ「沖縄」から世界の仕組みや様相が見えてくるのかを理解します。また、この講座を受講していただくことで、今後沖縄を訪れるとき、あるいは沖縄の文物を目にするとき、今までより深く沖縄を理解し、沖縄の文化を味わうことができるようになることをめざします。

【講義概要】
なぜ沖縄では世界的にも珍しい「女性神官」が存在しているのか、琉球王国時代の文化外交とは何か、なぜ「久高島」では日本で唯一の「土地共有」が認められたのか、「口承」(音の文化)から「書承」(文字の文化)への文化移行とはどのようなものか、ご存知ですか? このような問いを解くために、沖縄史をひもといていきます。沖縄史は『隋書』(636年)や『続日本紀』(712年)の記述に始まる長い歴史をもっています。こうした資料を参照しながら、文化・外交の隆盛期を作った琉球王国時代の琉球文芸復興や、明治政府の「琉球処分」による王国滅亡、近現代の民俗文化の諸相を、たくさんの映像をお見せしながら解説します。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/10(土) 概論:伊波普猷と沖縄学の構築
第2回 2015/ 1/17(土) 『おもろさうし』と「古琉球(12世紀頃~琉球王国の成立まで)」
第3回 2015/ 1/24(土) 琉球王国と女性神官組織
第4回 2015/ 1/31(土) 踊り奉行・玉城朝薫と文化(交渉)力
第5回 2015/ 2/ 7(土) 柳宗悦と方言論争
第6回 2015/ 2/14(土) 芥川賞沖縄4作品と劇団創造『人類館』を読み解く
第7回 2015/ 2/21(土) 沖縄女性の歴史、口承から書承へ
第8回 2015/ 2/28(土) まとめと唄・三線のミニコンサート

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『おきなわ女性学事始』(新宿書房)(2,800円)(ISBN:978-4880083605)
『沖縄学入門』(昭和堂)(2,300円)(ISBN:978-4812209745)

講師陣

名前 勝方=稲福 恵子
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 沖縄生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。論文博士(早稲田大学)。同大学「琉球・沖縄研究所」所長。専門分野は、ジェンダー論、沖縄学。著書は『アメリカ女性作家小事典』(雄松堂出版)、『おきなわ女性学事始』(新宿書房)、『沖縄学入門』(昭和堂)など。
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